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(14)シーズン直前インタビュー 樋口新葉(2)

フィギュアスケート 2021.10.05

 昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で大会が中止や無観客開催になるなど、異例のシーズンとなった。なおも続く厳しい状況の中、新たなシーズン開幕を迎える選手たちの思いに迫る。

(この取材は9月22日に行われたものです)

 

第8回は樋口新葉(商3=開智日本橋学園)のインタビューです。(1)の続きとなります。

 

――コロナ禍での練習は2年目になりますが、慣れてきましたか。

 「2年目になっていろいろ対策がされてきて、周りの人がたくさん動いてくれて自分が練習できている状況ですが、制限はいまだにたくさんあります。マスクをしなければいけなかったり、人数制限で貸切の時間が足りなかったり。それでも自分は練習時間が取れている側なのであまり問題はないのかなとは思っているのですが、日々気を付けながら過ごしていかなければいけないのは身に見えないストレスかなと思います」

 

――昨年度のコロナ禍での経験は今年度に生きていると感じますか。

 「無観客の試合が多かったり2か月間練習できなかったりしたからこそ、練習に対するモチベーションが高くなっているというのと、あとは観客がいる試合は本当に楽しいし、やはり全く違うなと思っています。あとはアイスショーにたくさん出場させていただいたりしたので、昨年度とは全く違うなと思います」

 

――観客の皆さんがいることや応援に対する感謝の気持ちは強くなってきていますか。

 「そうですね。無観客の中で関係者のみがいる環境で、拍手も応援の声もないという中で試合をするのは難しくて。やはりお客さんがいると、自分が誰にどういうことを伝えたくて、どういう感情で演技をするのかということが全く違ってくるので、そういった意味でとても感謝しています」

 

――昨年度は自粛期間でいろいろなことにハマっている姿が印象的でした。今年度は何かございますか。

 「今年は時間がなくて…。昼寝ですかね(笑)。朝練習して、トレーニングして練習して、昼過ぎに家に帰って、夜練まで3時間くらいあるので、その間に寝ることくらいしかないですね(笑)。あとは家に帰って録画したドラマを見たりしています。あ!ハマっていることありました。銭湯にハマっています!(それはなぜでしょうか)体の疲れが取れますし、大体1人で行くのですが、自分の考え事だったり、悩んでいることを考えずにただゆっくりできたり、逆に考えるために行くときもありますね。頭が整理される感じが好きでよく行きます」

 

――明大に入ってから身の回りに紫のものが増えてきていると思いますが、新たに追加したものはございますか。

 「いや、ないですね(笑)。追加したものは特にないのですが、ファンの方々に紫のものをもらったり、パッと手に取ったものが紫だったりします(笑)。でも去年紫のものが増えて、そこから紫すぎるかなと思い始めて、最近は紫以外のものを選ぶようになってきています(笑)」

 

――学業との両立は大変ですね。

 「大変です。でも他の部活の人もよくやるなと思うくらい忙しいと思うので、みんな同じ状況の中で助け合って頑張っていると思います。私も今は対面授業はないのですが、今後増えてきたら厳しいかなと思うので、みんなで協力して頑張るしかないなと思います」

 

――最後に今シーズンの目標をお願いします。

 「今シーズンは五輪シーズンなので五輪が一番優先で考えていますが、そのためには全日本選手権で結果を残さなければいけなくて。とにかく表彰台に乗ることが一番の目標です。グランプリシリーズなどいろいろな大会がありますが、そこは置いておいて、とにかく全日本で表彰台に乗れるようにミスのない練習を積み重ねていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[加川遥稀]



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