特集記事
SPECIAL

(25)箱根直前特集⑪ 大保海士インタビュー

競走 2020.12.29

 72年ぶりの王座奪還へ。今年度、災禍に苦しみながらも前を向き続けた選手たち。全日本大学駅伝(以下、全日本)では3位に食い込み、箱根駅伝(以下、箱根)を前に4強の一角として優勝候補に躍り出た。〝箱根なし〟を経験した当時の1年生は最終学年。上昇止まらぬ紫紺の襷が、まだ見ぬ頂へ走り出した。

 今特集では、箱根に向けた選手らの声をたっぷりお届けします!

 

 第11回は大保海士(法4=東海大福岡)のインタビューです。(この取材は12月5日に電話で行われたものです)

 

――現在のコンディションはいかがですか。

「今までこの時期に練習ができていたことがほとんどなかったんですが、今年度は故障もせずにチームの練習に参加できているので、心身ともにしっかり走れる状態になっています」

 

――箱根駅伝まで残り1カ月を切っての心境はいかがですか。

「100%開催されるのかはまだわからないのでそこは少し不安ですけど、楽しみですね」

 

――走りたい区間はありますか。

「欲を言えば往路を走ってみたいんですけど、実力的には復路のどこかを走れればいいなという感じなので8、9、10区のどこかですかね」

 

――目標タイム、順位はありますか。

「区間順位1桁には入らないとチームとして厳しい展開になってしまうと思うので、1桁でしっかりまとめあげたいです」

 

――コロナ禍を振り返っていかがですか。

「今まで1年を通しての練習の流れがあってそれがコロナで崩れてしまったので心配でしたけど、個人に任された自粛期間の練習の中で自分の特性とか足りないところとかをもう一度見つめ直して練習に取り組めたのが、やらされている練習より力になったんじゃないかなと思います」

 

――試合が少なかったことについてはいかがですか。

「僕はトラックが苦手で、毎年春から夏にかけていい走りができなくて落ち込むことが多かったので今年度はレースが無くて意外と良かったんじゃないかなと思います」

 

――全日本で得たことは何ですか。

「区間1桁という満足できる走りができたので、これから走るレースでもその時の自信で積極的な走りができるのではないかと思っています。早大競技会の時も全日本での走りから28分台は出るんじゃないかという自信があったので、その自信があのタイムにつながったのかなと思います。入りの5000メートルも自分が区間2位じゃなかったら絶対に付いていかないようなタイムだったので、そこを付いていけたというのは自信ができたんじゃないかなと思います」

 

――今年のチームはどんなチームですか。

「チーム内の争いはあるんですけど節度あるチーム争いというか、基本みんな冗談言い合って笑い合ったりします。走ることを楽しもうという、走っていて楽しい、ポイント練習終わった後でも笑い合えるような感じで今が大学に入って1番楽しいです」

 

――ご自身の強みは何ですか。

「ロードの長い距離を走れることです」

 

――箱根に向けての意気込みをお願いします。

「楽しい時も苦しい時も過ごした大学4年間だったので、ここで成長した姿をお世話になった指導者の方や経済的に精神的に支えてくれた家族、兄弟に見せられるようにまずはエントリーに選んでいただけるように頑張りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[大橋直輝]

 

第97回箱根駅伝まであと4日。

 

【大保選手を知るならこの記事!】

大保ルーキー特集(2017年6月12日掲載)


(16)紫紺復活へ勝負の夏! 菅平合宿インタビュー⑥(大保海士、寺前友喜、長倉奨美)(2019年9月25日掲載)


(10)全日本大学駅伝 レース後コメント③(金橋佳佑・大保海士)(2020年11月5日掲載)


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読