(14)栗田大輔監督によるコメント/Jリーグ加入内定選手合同記者会見
Jリーグ加入内定選手合同記者会見(内定選手のコメントはこちら)での栗田大輔監督のコメントです。
以下、栗田監督のコメント
「明治大学体育会サッカー部監督の栗田です。まずもって、本年も6名のプロサッカー選手が誕生しまして、このように素晴らしい記者会見を用意していただきました学校関係者の皆様、誠にありがとうございます。そして、日々会場に足を運んで明大の選手を見ていただいたプロのチームの皆様、本当にありがとうございます。そして、学生の部員たち。学生、マネージャー全員が日々全力で取り組んでいる結果が全てです。その成果がプロの選手の誕生につながっていると思います。なので、彼らの日々の頑張りには本当に感謝しています。
本年の活動について改めて報告させていただきます。まず、天皇杯の予選となります東京都サッカートーナメント。これで優勝いたしまして天皇杯への出場をかなえました。本戦では1回戦でJ3・ブラウブリッツ秋田に3ー0で勝ちまして、2回戦、J1・川崎フロンターレに0ー1と、ここで敗退となりました。
そして、夏の全国大会となります総理大臣杯の予選、アミノバイタルカップ。そちらでもトーナメントを勝ち抜いて優勝することができました。関東1位で全国大会に乗り込みまして、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントでは、5年連続決勝進出という大会新記録を樹立することができました。また、2年連続3度目の優勝を飾ることができました。
年間を通じて行われた関東大学1部リーグ戦におきましては、18勝2敗2分と勝ち点56ということで、2017年に筑波大が樹立した勝ち点54という記録を更新し、大会新記録とともに優勝を勝ち取ることができました。2016年以来、5度目の優勝となります。
この後になりますが、12月に控えています全日本大学選手権(以下、インカレ)に向かってチームは今進んでいます。近年、明大はインカレが本当に苦手で、早いタイミングにカウンターでやられてしまうということが続いています。とにかく足下をしっかりと固めて、一戦一戦を全力で取り組んで勝ち上がっていきたいと思います。
このように6名の選手が内定することができましたが、まだ4年生の中には、リーグ戦でMVPを獲得しました佐藤亮主将(商4=FC東京U−18)、DFで出続けた小野寺(健也・商4=日大藤沢)や川上(優樹・政経4=矢板中央)もまだ夢を追って活動を続けています。残された時間の中で切磋琢磨して、1人でも多く夢をつかんでほしいと思います。
そして現在、明大出身の選手は長友佑都選手(平21政経卒・現ガラタサライ)を筆頭に50名近くがプロフットボーラーとして戦っています。そんな中でも、しっかり謙虚に初心を忘れずにプロの道を歩んでいってほしいなと思います。いい時も悪い時も自分と向き合ってチームに貢献できる人間であってほしいと思います。そして、道を切り開ける個人であってほしいです。それぞれに個性があるのが明大の特徴なので、その個性というものを生かして、今チームの中でするべきことや求められているもの、自分というものを知って、しっかりと道を切り開く。そこの向き合い方が明大の選手の特徴だと思うので、努力を怠らず頑張ってほしいと思います。
また、ここまで育ってきた中で、最後の育成機関は明大ではありますが、小学校のコーチや中学校、高校の指導者の方々がそれぞれに強い思いを持って彼らを育ててきたことと思います。なので、全ての方の力添えがあって今があることを絶対忘れずに、感謝の気持ちを持って努力の道を歩んでいってほしいと思っています」
[サッカー担一同]
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(20)~インカレ直前特集~ 栗田大輔監督インタビュー
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