【硬式野球】(68)慶大戦前インタビュー② 渡辺和大投手、広池浩成投手、丸田湊斗外野手

(この取材は9月5日に行われました)
渡辺和大投手
――昨季を振り返ってご自身の良かったところと課題を挙げるとするならどこでしょうか。
「登板した試合でほとんど先発して、全部で試合を作れたと思うので良かったです。課題は、まずスタミナ面が課題なのと、もう一つ変化球ほしいなというところはありました」
――明大戦を振り返って、1回戦は特に気合が入った試合でしたか。
「そうですね。やはり明治は5季も勝ち点を取れていなかった大事な一戦だったので、本当にみんな気合いが入っていましたね。(どこが一番勝てた要因だと思いますか)バッティングですかね。チームがいっぱい点を取ってくれたり、1球でも多く粘ろうというしつこい姿勢があって、僕もいっぱいその分休憩できたりましたし。結構明大のバッターも焦っている感じがあったので、バッティング面で結構プレッシャーをかけられたなというのがあります。(ご自身で心がけていたことはありますか)長打を打たれないことですかね。明治は長打が多いので、1点差、2点差の試合になったら、それが一番大きいのでずっと心がけていました」
――早慶戦もすごいプレッシャーだったと思いますが、一番ター二ングポイントになった試合はありましたか。
「僕の中では東大戦がターニングポイントというか。明治の1戦目、3戦目を投げた後の東大で、正直、体力的にきつくて。リーグ戦と全日本(選手権記念大会)を含めて、中でも一番球が思うところに定まらない日だったので、その中で試合をつくれて、勝てたところが自分の中で大きかったかなと思います。(どういうことを意識されましたか)キャッチャーのミットに一回思い切って投げるというのと、あまり自分にベクトルを向けないよう頑張っています。自分にベクトルを向けてしまうとテンパる感じがあるので、バッターが何を待っているかとか、自分は今日何が入って何がダメだから、どれでストライクを取ろうとか。単純に投げずに、冷静になって今できる自分の最適解を見つけて考えながら投げるのが大事かなと思いました」
――それを乗り越えてつかんだリーグ戦の優勝はどのような気持ちでしたか。
「本当にうれしかったですね。最後の年で自分たちの代で、まずは春リーグ優勝できたのがうれしかったです」
――好きな応援歌はありますか。
「好きな応援歌は特にないですが、嫌いなのはチャンス法政が嫌いです。鳴り出すと止まらないイメージがあります。ずっと同じリズムで。明治は割と好きな応援歌です。かっこいい感じで、聞いていて楽しく投げています」
――春を踏まえて、この夏に取り組んだことはありますか。
「一番取り組んだのは体の強化ですね。リーグ戦とジャパンとで結構体力的にもフィジカル的にも数値が落ちたので、まずはそこをリセットすることを心がけました」
――慶大で注目してほしい選手はいますか。
「純司(林内野手)ですかね。春よりもまたさらにレベルアップしているので見どころだと思います」
――明大で対戦が楽しみな選手はいますか。
「内海(優太内野手・商4=広陵)ですね。春になんだかんだ3安打ぐらいされたので、仕上がってきているなという感じがする内海ですね」
――最後にリーグ戦への意気込みをお願いします。
「春、日本一には届かなかったので、秋こそは日本一というところで。まずはリーグ戦優勝します!」
――ありがとうございました。

(マウンドで躍動する広池)
広池浩成投手
――春のリーグを大まかに振り返っていただけますか。
「ケガ明けだったこともあって、パフォーマンスを出し切れなかったとは感じています。課題も出たので、次につなげられるシーズンであったなと思います」
――夏季トレーニングで意識して取り組んだことはありますか。
「体作りに力を入れました。僕はリーグ戦やキャンプを通すと、痩せてしまって体の状態が落ちるので食事、ウエイト、睡眠の三つにとにかくもう注力して過ごしました」
――それらはどう改善されましたか。
「北海道でキャンプを行ったのですが、多少お金かかるのは自己投資だと考え、ちゃんとしたものを買って食べるように意識していました。睡眠も早く寝るのは前提として、アイマスクや耳栓でさらに質を高くしました。ウエイトはなるべく強度を上げながら頻度も増やして、当たり前のとこですけど体作りというところにだいぶ注力した夏ではありました」
――夏で見つかった課題はありますか
「打球管理にすごく課題を感じました。打たれた時にゴロがあまり出せなくて、結構ハードヒットかつフライが出やすい状態でした。他の指標がもうリーグトップぐらいに位置できていたの、プラスして弱い打球で打ち取るというところは意識したいです」
――明大とは最後まで優勝争いを演じましたが、何か意識していることはありますか。
「間違いなく一番力があると思います。それはジャパンなどを見ていてもかなり明白なので、意識はしますけど自分のピッチングができればと思っています」
――SNSで盛んに投球の研究を投稿されていますが、その意図については何かあるのですか。
「自分で学生野球の規模やマーケティングを試してみたいことがたくさんあってですね。学生野球はどういう方向に進んでいったらいいのかということを考えながら発信はしています。シンプルに投球を見て楽しんでもらえればそれで良いし、そのような研究に自分のパーソナリティを表したいということと、それをモチベーションとして成長し続ける意識を持ちたいという気持ちもあります」
――4年生として最後のシーズンとなりました。今季の目標をお願いします。
「今季も優勝したいですね。けれどいつもと同じように、最後だからといって特別なことはないです。シーズンのどの試合でも、どの1球でも全力でいくものだと思うので」
――ありがとうございました。

(打席に立つ丸田)
丸田湊斗外野手
――春リーグを大まかに振り返っていただいてもよろしいでしょうか。
「入部してから優勝する経験がなかったので、それはとてもうれしかったです。個人としても昨年までのシーズンとは違う成績残せたので、スタメンとして試合に出続けられましたし、結果が出て良かったと思います」
――夏季トレーニングで特に意識して取り組んだことはありますか。
「盗塁ですね。春のシーズンを振り返ってみて、1番で出続けたからにはもっと数があるべきだと思いました。期間も短いので、秋で変えられるところとしては盗塁の部分かなと考え、オープン戦も含めて盗塁を積極的に仕掛けました」
――1番打者に懸ける思いというものはやはりありますか。
「そうですね。高校時代も1番打者を基本的に務めていたので、慣れや思い入れはやはりありますね。特段こだわりがあるわけではないのですが、一番しっくりくる感じはあります」
――明大の湯田統真投手(政経3=仙台育英)とは高校時代から縁がある相手ですが、今季の対戦展望について教えていただけますか。
「これだけステージが上がっても、もう一回対戦できるということは素直にうれしいことですし、やはり知り合いでもあるので、燃えるところはありますね」
――4年生の先輩方は最後のシーズンになりますが、先輩に対して何か思いはありますか。
「僕は先輩方と関わることも多くて、プライベートでも仲良くさせていただいているので、個人的にはすごい思い出もあります。チームで勝ちたいというのもありますし、これがもうラストシーズンっていうのはあまり実感わかないですが、一試合でも長くこのチームで戦いたいです」
――高校時代から肌の日焼けには気を遣っていらっしゃいますけど、その意図やきっかけはありますか。
「僕は元々肌が白くて、焼けるとヒリヒリしちゃって痛いというのがあるので、痛くならないために塗らないといけないという意識で気を使っているというのがあります」
――お気に入りの日焼け止めはありますか
「これと言って決まってはないですけど、最近は雪肌精を使っています(笑)」
――今季の目標をお願いいたします。
「個人としての目標は具体的なところで3割10盗塁できれば良いですね。大きな数字を残して、もっとチームに貢献し、チームとしても優勝して、日本一まで取りに行きたいなと思います」
――ありがとうございました。
[小松錦葵、白石京太郎]
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