(15)東大戦事前インタビュー② 松本慎之介投手、伊藤滉一郎外野手

(この取材は3月26日に行われました)
松本慎之介投手
――調子はいかがですか。
「思っていた以上に伸びなかったというのはあるんですけど、ケガもなく順調に伸びてきてはいるので、楽しみではあります」
――伸びなかったというのは、成長という点でしょうか。
「そうですね。やはり他大学の選手にはまだまだ劣る部分が秋の段階ではあって。それで他の大学のエース級の選手たちと同じくらいの能力まで持っていきたいという気持ちで練習はしていたんですけど、まだ足りてないなという部分もたくさんあるので。その中でも戦っていかなければいけないので、そこはあまり気にせずやっていきたいと思います」
――昨秋の明大2回戦を振り返っていかがでしょうか。
「1年生の秋の時に明治大学にめっちゃ打たれた記憶もあって、去年の明治さんもすごく強くかったので。左バッターが多かったので、自分がどうにか抑えなければいけないなという部分ですごく意気込んではいたんですけど、その中で結構思っていた以上にいい結果が出せたというのが今でも自信にはなっています」
――昨秋の飛躍の要因をご自身ではどのように分析していますか。
「1年生の秋から2年生の春までは打ち込まれる場面も多かったんですけど、それを自分なりに分析して、自分の弱点の変化球が膨らんでしまうところをなくせるように練習してきました。それが実ったのが一つと相手バッターを見る力という相手バッターの分析力もだんだん蓄積してきて、それを実際に試合の中でどこを投げればどういう打球が出るというのを頭の中でイメージしながら投げることができるようになったかなというのが大きいと思います」
――理想の投手像はありますか。
「そこは今すごく自分でも悩んでいるところではあるんですけど、今後東大というコミュニティーの中でエースとして他の大学に勝っていくためには圧倒的なピッチャーにならないといけないなというふうには思っているので、変化球中心の投球で、その中でも真っすぐで押し切れるけれど変化球が一番の武器であるピッチャーになりたいなというふうに思っています」
――明大で注目している選手はいますか。
「新3年生の大室投手(亮満投手・文3=高松商)は左ピッチャーということもあって、ライバル視ではないですけど一応気にしてみてはいます。あと打者で言うと、去年からずっと残っている岡田選手(啓吾内野手・商4=前橋育英)、榊原選手(七斗外野手・情コミ4=報徳学園)、光弘選手(帆高内野手・商4=履正社)あたりは今年も主軸になってくると思うので、そこら辺の左バッターをどう抑えていくかというところは注目してやっていこうかなというふうに思います」
――交流のある明大の選手はいますか。
「あまり試合には出ていないですけど新3年生の鶴飼選手(恵大内野手・法3=国学院久我山)というのが、高校の1個下の後輩で結構ご飯に行ったり喋ったりはしているかなという感じです。あと田上(夏衣外野手・商3=広陵)はオールスターの時に宿が一緒の部屋だったので、少し喋ったりとかはありますね」
――今シーズンの目標はいかがでしょうか。
「チームとしては勝ち点を取るというところを目標にしてやっているので、そのために自分自身での目標はシーズン3勝というところを目標にしてやっていきたいなと思います」
――最後に明大戦への意気込みをお願いします。
「やはり去年の優勝チームということもあって、自分たちの格上の相手であるということは間違いないとは思うんですけど、初戦ですし最初の1試合目で勝って神宮に衝撃を与えるということは自分たちがずっと言っていることなので、この1試合目にすごく注力して、集中してやっていきたいなというふうに思います」

伊藤滉一郎外野手
――現在はどのような練習をされているのか教えていただきたいです。
「去年のオフシーズンはケガで棒に振ってしまったので、今年はまずケガなくやり切れることを目標に。それはできたんですけど、今までは長打力を強化しようということで、ウエートを結構ガンガンやっていたんですけど、あまり結果が出ずケガも増えてしまったので、今はセンター方向にしっかりライナーを出せる確率を上げるための練習をやっているという感じですかね」
――ご自身の強みと課題を教えていただきたいです。
「自分の強みは結構単打を出せるところで、課題としては長打力があまりないというのと足を使えるタイプの選手ではないというところです」
――昨秋は自己最多の10試合に出場されましたが、その点を振り返っていかがですか。
「昨シーズンは3年生になって自分としてはしっかり結果出さないといけないなと感じていたので、その中で試合に多く出してもらったこととそれなりの打席もらえたことというのは自分の中では収穫です。バッティングもヒットがそこそこ出て、しっかり下級生時代よりタイミングの取り方が自分の中でつかめてきたなというのがあるので、そこは収穫かなと思います。守備に関しては、去年は酒井捷さんという存在がいて。捷さんを隣で見てきた中で、自分の守備力とか全体的にまだまだ足りないなと思うところが結構あったので、そういった課題も見えたことはよかったなと思います」
――新チームになって、チームの雰囲気はやはり変わりましたか。
「チームの雰囲気は、今いい感じかなと思っていて。今年のチームは1年を通じて勝ち点ということを目標にやっているんですけど、春リーグの4月11日の開幕戦で勝つということをチームの目標としてやっていて、それを主将の堀部(康平主将)がしっかりみんなに伝えているというのもあるし、キャプテンシーがあってすごく上手くまとめてくれているので、結束感は高いかなと思います」
――堀部主将はどのようにチームをまとめる方ですか。
「彼はプレーももちろんすごいんですけど、堀部の強みはしっかり球場で声で鼓舞するというか、誰よりも声を出して誰よりも素早く動いて、そういった背中で示す部分としっかり声で引っ張るという部分。結構チームメートでもはっきり物が言えるタイプの人間なので、そういった感じでうまくまとめられているかなと思います」
――明大で注目している選手はいらっしゃいますか。
「明治だとやっぱり榊原選手ですかね。(大学)日本代表にも選ばれていますし、足、守備、バッティング、全部レベルの高い、スケールがめちゃくちゃ大きい選手なので、少し憧れという部分もあります」
――今シーズンの目標は何ですか。
「チームとしては4月11日の開幕戦で明治に勝つこと。一番の理想はしっかり自分がスタメンで出て活躍するということなので、そこを目標に練習頑張っていきたいです」
――最後に明大戦への意気込みをお願いします。
「開幕戦で勝つということをずっとチーム内でやってきて、そこに向けて冬の練習や3月のオープン戦を積んできているので、まずは総力戦で開幕戦で勝てるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[野原千聖]
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