(7)春季リーグ戦開幕前インタビュー 松本直投手

2026.04.06

(この取材は3月12日に行われました)

松本直投手(情コミ4=鎌倉学園)
――ついにドラフトイヤーです。心境をお願いします。
 「やることをやっていれば結果はついてくるというスタンスで、今までと変わらず過ごしたいと思っています」

――昨季は1試合のみの登板となりました。心境はいかがでしたか。
 「出られない試合が続いて、優勝されちゃったもんだから悔しい思いしかなくて。でも、優勝してくれたから、逆に納得できるというか。優勝メンバーに達するレベルじゃなかったというのは、自分でも認めているので、納得している部分もありました」

――その経験があったからこそ、切り替えられたところもありましたか。
 「そうですね。それがモチベーションになって頑張りましたし、結果的に3年秋があったからだなと思えるような4年生のシーズンにしたいなということで、この冬取り組んできました。逆にいいモチベーションにはなりました」

――あまり登板機会がなかったからこそ感じたことはありますか。
 「それまで2年春からずっと一線で投げてきた中で、目が覚めるじゃないですけど。自分自身、もっと根拠のある実力をつけなければいけないのだなということで、より考えるようにはなりました。それですごく変な方向いっちゃった時期もあったのですが、それ含めて、自分の立ち位置と、やらなきゃいけないことが明確になったシーズンでもありました」

――やはりプロ志望ですか。
 「はい」

――夢を先に達成した先輩方から学んだことはありますか。
 「キャッチボール一緒にしているだけで勉強になりますし、すごく相談に乗ってくれました。その上で、自分のことも認めてくれる人たちがいたというのは、一つ、自分の中でも自信というか。そう遠くない存在が(プロに)入っていくというのは身が引き締まる思いでした。しかもドラフト1位と2位ですし、こうやればいけるのだなみたいな道標をつくってくれたような気がします」

――特に印象に残っている先輩からの言葉ありますか。
 「去年は後半の調子が悪かったので『考えすぎんなよ』と全員が声を掛けてくれて。みんな自分のいいところを伝えていってくれたので、そこを強みにしていかなきゃいけないなと思いました。特に『ボールが強いっていうところが持ち味だ』と慈英さん(大川投手・令8国際卒・現北海道日本ハムファイターズ)に言われたので。そこはつぶさないようにするというので、そこを伸ばしていけたらいいのかなと思います」

――この冬はどういう気持ちで挑まれましたか。
 「最終学年ですし、経験が少ない代なので、ほんとに自分が引っ張っていかなきゃなっていう思いで始まって、同じ方向向いてピッチャーとして冬は頑張れたかなと思います」

――ピッチャーリーダーはどういう役割を果たすのでしょうか。
 「橋渡しじゃないですけど、色んな人とコミュニケーションを一番取っているのはピッチャーリーダーです。ピッチャーの中のキャプテンです」

――キャンプの練習は振り返ってピッチャー陣の総括をお願いします。
 「みんな球が強くなっていましたし、あったかい環境で。(それは温度ですか)そうです。基本的に練習は普段よりハードにはなるのですが、ケガ人も出ることなく、いいキャンプを個人的にも過ごしたなと思います」

――キャンプを通して成長したところはありますか。
 「その日の中でちゃんと消化して終われたというか。今日はなぜダメだったんだろうと思うことがなくて、ちゃんとここがダメだったらこうなったんだというのを1日の中で完結して終わっていたので、その日で良くなっていきました。キャンプはすごい調子良くて、一つ成功体験ができたので、いいキャンプだったと思います」

――キャンプ中にノートを書かれていらっしゃったと思います。あれはいつ頃からですか。
 「新チームになってからです。(なぜ書き始めようと思ったのですか)ラストイヤーですし、部屋にホワイトボードがあって、そこに気づきとかを書いていたのですが、すぐに消しちゃうじゃないですか。新鮮な情報は残っているけど、振り返りたいなというところもあったので、ちゃんとものに残るように毎日つけ始めました」

――ノートつけてから変わりましたか。
 「そうですね。ちゃんと振り返りますし、気持ちをわかっていても、一回言葉を文字に起こすと、ちゃんとより吸収できる部分とかがあるので導入してよかったなと思います。(これからも続けていく感じですか)もちろん、はい」

――キャンプのご飯ベスト3をあげてください。
 「宮崎牛。チキン南蛮。肉うどん」

――新しく備えた武器について教えてください。
 「全部の球種で空振りを奪えるようになったのはすごい成長です。オープン戦で社会人相手にも通用していますし、そこは一つすごい自信持っています。自分の課題は再現性なのでそこを高められるように、もっとやっていきたいと思います」

――ファンの皆様へ一言お願いします。
 「明治大学の4年生で中心になっていくところがすごく感慨深くて喜びを感じています。今まで通り応援していただいて、ぜひ松本直に注目していただければと思います」

――最後に意気込みをお願いします。

 「多分自分が勝敗に関わるところで出番がくると思うので、ばっちり抑えてチームに勝利を呼び込みたいと思います。あと、最終防御率、ベストナインを取ります。六大学に名を残します」

――ありがとうございました。

[小松錦葵]