(69)立大戦事前インタビュー① 小畠一心投手、小林隼翔内野手

2025.10.22

(この取材は9月5日、zoomにて行われました)

小畠一心投手
――春季リーグのご自身を振り返っていかがですか。
 「あまりチームとしても個人としても良くなかったというのが正直なところです。1戦目を任されている身として、春季リーグ戦の最終結果が3位というのは不甲斐ないなという気持ちはあります」

――チーム全体を振り返っていかがですか。
 「毎年1つずつ順位上がっているということはすごくいいことなのですが、僕たちが目指しているのは優勝なので、そこに向かっていくことをもっと意識できたらいいですね」

――明大1回戦では9回途中被安打4失点2という好内容でしたが、そこについてはいかがですか。
 「1回戦は(自分自身は)よくて2回戦は(チームは)勝ったのですが、やはり中1日で3戦目に点を取られてしまって早くにマウンドを降りました。1戦目に投げているピッチャーは3戦目がよくないと駄目なので、そこの反省という部分の方が強いですね」

――3戦目の課題ということに関して、この夏に何か取り組んだことなどありますか。
 「トレーニングであったり、ランニングであったり、もう一回基礎的なところを見つめ直しましたし、3戦目は疲れが残る中で投げるので、疲れが残る中でもどのようなピッチングができるかというところを意識して投げました」

――ご自身の強みはどこだと考えていらっしゃいますか。
 「試合をつくれる、そして勝てるというところですかね。そこをずっと意識して練習しているので。つなげられる試合展開に持っていけることです」

――オールスターに出場された感想を教えてください。
 「去年に引き続き選んでいただいて、どのような変化球を投げているのかといったピッチャー同士の交流があって、絶対に同じチームになることがない人たちと試合をすることはすごくいい刺激になりました」

――明大投手陣についてはどのような印象をお持ちですか。
 「毛利くん(海大投手・情コミ4=福岡大大濠)筆頭にすごいチームだなと感じています。誰が投げてきても150キロを超えるので、手ごわいなという風に思っています」

――目標の数値などはございますか。
 「最多勝です」

――大学4年生で最後のリーグ戦ですが、意気込みをお願いします。
 「僕が投げてしっかりチームが勝てば勝ち点を落とすことはないと思っているので、しっかり責任感を持ちながらチームに勝ちをつけられるように、そしてその姿を後輩たちに見てもらえればと思います」

――ありがとうございました。

小林隼翔内野手
――春季リーグを振り返っていかがですか。
 「守備でもバッティングでもあまり思うような結果が残せなかったなというのは個人の反省で、チームとしても優勝にあと1歩届かなかったので、そこが振り返って一番大きいかなと思います」

――打順についてですが、丸山一喜内野手の前の6番を打つことが基本的には多かったと思います。また、3番を任せられた試合もありましたがそこについてはいかがですか。
 「去年の秋も3番を打っていて今年も3番かなと自分でも思っていたのですが、打撃の調子があまり上がらなくて6番に回って、法政戦で調子が上がった感じがしたので多分監督も3番に上げたと思うのですが、春季リーグで戦っていく中で調子が思うように上がることがなかったので、6番が多かったかなと思います」

――六大学の中で唯一早稲田大学から勝ち点を取りました。そこについてはいかがですか。
 「やはり打ち勝ったというところがよかったですね。伊藤樹選手(早大)はやはり六大学を代表する投手の1人でもあると思うので、そこから勝ち点1を奪えたというところはすごく大きな収穫だったと思います」

――立大の強みを教えてください。
 「上下横ともにつながりがすごくいいチームだなと思っていて、やはりチームワークがいいと思います」

――注目してほしい点などはございますか。
 「守備もバッティングも注目してほしいですけど、球際の強さや肩の強さやバッティングはこの秋までにいろいろ練習してきたので、率を残せるバッティングが出来るのではないかと思っています」

――打撃陣、投手陣でキーマンになるのはどの選手でしょうか。
 「打線は山形さん(球道外野手)が先頭でどれだけ出るかというところがカギになってくると思います。その後がどれだけ返せるかというところになっていたので、やはり山形さんが一番カギなんじゃないかなと思います。ピッチャーは小畠さんがエースとして頑張って投げてもらわないといけないので、その2人です」

――個人としての秋季リーグでの目標を教えてください。
 「守備はノーエラーでいきたいとずっと思っているので、その目標を達成できるように頑張りたいです。また、春は全然成績を残せなかったのでキャリアハイの数字を全て出したいというのと、チームの勝利の貢献のためにチャンスでいかに打てるかというところもやっていきたいなと思います」

――具体的なバッティングでの数値などはありますか。
 「最低で3割は残したいなと思っているので打率は3割残して、ホームランは最高が3本なので5本ぐらい打てたらいいかなと思います」

――秋季リーグへの意気込みをお願いします。
 「4年生とできる最後のリーグ戦なので絶対優勝して次につなげたいと思います」

――ありがとうございました。

[重見航輝]