(68)前半戦 選手コメント②/東京六大学秋季リーグ戦

2025.10.10

(この取材は10月3日~9日、電話にて行われました)

小島大河捕手(政経4=東海大相模)
――東大戦を振り返っていかがですか。
 「ピッチャーは無失点で抑えてくれましたし、チームとしても初カードだったので、しっかり勝ち切れたことは良かったと思います。(個人としても7打数5安打で打ち損じなしでした)1試合目の1打席目にヒットが出たので、だいぶ楽になったというか、それでいい流れで2試合とも打てたのが良かったと思います。ヒットになってくれたので良かったです」

――慶大1回戦4打席目の本塁打振り返っていかがですか。
 「ピッチャーは初対戦だったので、とりあえずストライクにきた球は全部振っていこうかなという意識で入ったので、その結果がしっかりと出て良かったです。(2打席目の犠牲フライも多少こすりましたが当たりは良かったです)あそこは1点欲しかったので、なんとしても外野に飛ばすことを一番に考えて、その中で浮いた変化球が来たので、しっかり振り切ることができたと思います」

――投手陣がかなり安定しているように見えますがいかがですか。
 
「夏はピッチャーが頑張ってくれたのでその結果だと思いますし、春よりも自信持って投げてくれているので、気持ちの面でもだいぶ成長してきたと思っています」

大川慈英投手(国際4=常総学院)
――東大1回戦では外角への制球力など、復帰戦としては好調に思えました。
 
「コントロール自体は、自分で納得できているかと言われるともう少し精度上げたいなと思いますが、ある程度形にはできたかなとは思っています。(全体としては春の何割程度の手応えでしょうか)球速やコントロール面含めて8割は戻っているのかなと思います。(残り2割について)フォームについて、自分のやりたい動きが東大戦ではできていなかったかなと思っています」

――ブルペンや試合などで、小島選手とはどのようなコミュニケーションを取られていますか。
 「自分としてはあまり球が走っていないので、いつもよりボール一つ分厳しくみたいな感じでは言っているのですが、小島自身は『あまり気にするほどじゃないよ』という感じで言ってくれるので、コミュニケーションはちゃんと取れていると思います。(大川投手の投球スタイルを加味してのことでしょうか)自分のピッチングスタイルはストレート主体で押していくことなので、そこの軸はこれまでと変わらずというところだと思います」

――慶大2回戦の9回表では、2死二、三塁のピンチを迎えました。無失点でしのげるかというターニングポイントだったと思いますが、ご自身ではいかがでしたか。
 「あそこでホームランが出れば、同点でも月曜日に持ち越してしまうのでそこは絶対に抑えるというところで、しっかりバッターを詰まらせたというか、抑えられたというのは、自分の中ではかなり大きかったかなと思います」

久野悠斗投手(商4=報徳学園)
――700日ぶりの神宮のマウンドでしたが、感触はいかがでしたか。
 
「懐かしいなと思うところと、こんなんだったっけと思うところといろいろありました(笑)。楽しくできたかなと思うので、よかったです」

――スタンドからの「おかえり!」という声援、いかがでしたか。
 
「いや、ちょっと申し訳ないのですが、ぶっちゃけた話、全然聞こえてなかったです(笑)。応援歌とかは全然聞こえたのですが、いろいろな音が混ざりすぎて、しかもちょうど7回の校歌のタイミングだったので、コールとかはあまり聞こえませんでしたね」

――点差が開く中、どういう心境で試合に臨みましたか。
 
「点差があったのは本当に楽になれたし、自分が打たれたりして仮に駄目だったとしても、後ろにピッチャーがいるというのは明治大学の強みで、そういうところもありますね。点差だけではなく、いろいろな要因があったおかげで気楽に投げられたのかなと思います」

田上夏衣外野手(商2=広陵)
――東大1回戦では渡辺向輝投手(東大)から本塁打を打ちました。高めを捉えての本塁打のように見えたのですが、振り返っていかがですか。
 
「自分の中で1打席目合っていなかったので2打席目に修正した中で、上から打つ意識でやった結果高めだったのですが、いい感じに叩けたので結果的にホームランになったと思います」

――自分の中でここが春季リーグとは違うという点はありますか。
 
「スイングスピードが上がったことで打球の強さが出てきたので自然とヒットになったり、相手のミスを誘ったり、単打ばかりではなくて長打も狙えるようになったことが収穫だと思います」

――最後に意気込みをお願いします。
 
「まず法政戦必ず2勝して、もう1敗もせずに勝ち点を取っていい形で早稲田戦、立教戦を迎えられるように頑張っていきたいです」

――ありがとうございました。

[硬式野球部担当一同]