(13) 春季リーグ戦開幕前インタビュー 髙須大雅投手

2025.04.16

(この取材は3月20日に電話にて行われました)

髙須大雅投手(法4=静岡)
――昨年を振り返っていかがでしたか。
 「いい経験も悪い経験もたくさんさせてもらったので、すごく濃い1年間だったなと思っています」

――昨春には最優秀防御率に輝き、大学日本代表にも選出されました。
 「まさかそこまでやれるとは思っていなかったし、本当に全く予想していないシーズンになったので、貴重な経験をさせてもらったと思います」

――秋季リーグ戦で負傷離脱しました。その後はどういう取り組みをされましたか。
 「試合に出ているメンバーより、冬の期間というか、自分の体と向き合う時間を早めにもらったので、ケガしたことがプラスになるようにというか、その期間で他の人よりレベルアップできるような期間にしたいなと思ってトレーニングしていました。またケガしないように、体を強くしたり、フォームを見直すこともできました」

――オフシーズンの調整は順調でしょうか。
 「段階を踏めて実戦に入れました。スケジュール通りに投げられているので、調子はまだあまり良くないですけど、ケガの方はもう全然問題なくて、万全だと思ってます」

――今年の個人的目標を教えてください。
 「まずは第1先発でシーズンを投げ切りたいという気持ちが強いですし、試合でも最後まで投げ切って、1点も取られないことが理想です。自分は『勝てるピッチャー』を目指しているので、勝利数で、結果で示したいと思います」

――投手陣の中でライバルだと思っている選手はいらっしゃいますか。
 「4年生のピッチャーはみんな調子いいので、誰先発になってもおかしくないと思いますし、もう全員がライバルだと思っています」

――憧れの選手は岸孝之投手(東北楽天)と聞いています。岸投手のどういったところを目指しているのでしょうか。
 「一番はストレートですね。きれいというか、ああいうノビのある真っすぐをいつも投げられるように意識しているので、憧れていますね」

――最終的にドラフト1位でプロ入りすることを常に口にしています。意気込みをお願いします。
 「ドラフト1位という目標はもちろんあるんですけど、まずはチームの四冠に貢献することを今の最大の目標にして、そこで自分の持っているものをしっかり出せればと思います」

――ありがとうございました。

[李翔恩]