
(10)春季リーグ戦開幕前インタビュー 瀨千皓外野手

(この取材は3月15日に行われました)
瀨千皓外野手(営4=天理)
――昨年はどのような一年になりましたか。
「去年は、バッティングの面ではかなり成果が出たのですが、チーム事情とか色々あって、なかなか試合に出場する機会があまりなく、どちらかというと不完全燃焼なシーズンだったかなという印象があります」
――この冬に取り組んだことを教えてください。
「やはりバッティングの部分では、自分の売りがそこなので、チームに欠かせないような存在になれるように、重点を置いて磨きをかけました。冬の期間は技術の練習じゃなくて、普通に体づくり、ウエートトレーニングとかもしっかりして。ちょっと暖かくなってきてキャンプに入ってからは、バットを振る量にもこだわって練習してきました」
――今年度は副将に就任されました。経緯などはこざいますか。
「去年から雰囲気づくりというか、声を出したり元気にするのが得意というか、そういう性格なので、そういう部分でチームを引っ張るのを求められてなったのかなと思っています。(監督から任命されたのでしょうか)そうですね。監督に呼ばれて。プレーも含めてですが、そういう部分も別で期待してるからと言っていただきました」
――実際副将に就任され、変わったと感じることなどございますか。
「野球というスポーツなんで、やはり自分の結果がいいときもあれば悪いときもあって。悪いときでも副キャプテンという立場があるので、ちゃんと自分のことばかり考えずにチームのことを見なければいけないのは大変だなと感じます」
――現状は外野手争いの渦中にいると思いますが、ご自身の持ち味はどんなところでしょうか。
「そりゃ他の選手に比べたら足が遅いとか色々あると思いますが(笑)。でも別に監督とかは俺の足が速くなったり、守備がめちゃくちゃうまくなったりというのを求めているわけではないと思うので、もうそれこそバッティングで圧倒的にチームを引っ張れる成績を残し、結果で示すしかないかなと感じています。それが今一番自分に求められていることなんじゃないでしょうか」
――進路についてはどのようにお考えですか。
「社会人野球をしようとは思っています」
――イチ押しの下級生がいれば教えてください。
「ピッチャーの中村(海斗投手・経営2=明大中野)かな。めちゃくちゃいいっすね。野手は田上(夏衣外野手・商2=広陵)ですね。でも田上を挙げるのはなんか普通やな(笑)」
――最後に意気込みをお願いします。
「あまりまだ大学野球でやり切ったシーズンは作れてないので、個人的にはちゃんとシーズン通して出られるように頑張ります。チームはもちろん四冠を目指して頑張ります」
――ありがとうございました。
[橘里多]

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