
(4)春季リーグ戦開幕前インタビュー 大室亮満投手

(この取材は3月15日に行われました)
大室亮満投手(文2=高松商)
――自分の武器はどのように考えていますか。
「自分はストレートを軸に相手を押すことができたらベストです」
――明大の投手陣からどんな刺激を受けていますか。
「球速が高校のレベルとは全く違って、全員がプロに行くようなピッチャーばかりなので技術だけではなく、いろんな投手の野球をする姿勢をすごく見習わせてもらっています」
――高校と大きく変わったことはございますか。
「レベルの差もそうですけど、個人的な話になると寮生活が初めてで、初めて親元を離れて自立する難しさというか、最初は苦しかったのですがだんだん人間力がついて慣れてきました」
――高校の経験が生きているところはございますか。
「高校の時は自主的な練習が多くて、明大もすごく自主的な時間が多いチームなので、自分で考えてやるところは結構生かされているなと思います」
――具体的に高校での印象深いエピソードはありますか。
「甲子園で2年の時から投げさせてもらっていて、そこで自分のパフォーマンスが全然出せなかった経験があって、そこから試合に向けてのベストを尽くそうという気持ちが大きくなりました」
――キャンプはいかがでしたか。
「キャンプでたくさん投げて、そこでストレートも変化球も精度良く投げられるようになったかなと思っています」
――ストレートが武器という投手は松本直投手(情コミ3=鎌倉学園)ら先輩にもいらっしゃいますが、どう見えていますか。
「直さんのレベルにはちょっと追い付かないというか、2個下くらいのレベルです。でも直さんみたいになりたいと思っています」
――リーグ戦に向けて調整していきたいところはありますか。
「まだ投げられる実力じゃないというか、自分は本当にアピールしなければいけない立場なので、1試合1試合で自分のベストを尽くします。なおかつ課題を見つけて、成長していきながら、リーグ戦登板をつかめるようにやっていきたいなと思います」
――緊張とかプレッシャーとかは感じませんか。
「昨年度も何試合か投げさせてもらったのですが、あまり感じずに自分のベストを出せています」
――大切にしている言葉とかありますか。
「高校時代の監督の『「もうダメだ」じゃない「まだダメだ」』が大切です」
――リーグ戦デビューの可能性も大きくなっていると思います。
「そうですね。でも、自分の中ではそんなまだ登板できるような、実力のピッチャーだと思っていないですし、投げるにはまだまだ実力が足りないです。リーグ戦で投げているようなピッチャーに、とにかくすぐ少しでも追い付けるようにというのは考えています。渡辺和大(投手・慶大)が、悔しいですがいいピッチングをしていて、高校から目標にしてたピッチャーなので、少しでも追い付けるようにと思っています」
――リーグ戦に向けて意気込みをお願いします。
「個人的にはまずリーグ戦初登板を果たして、その中でチームに貢献できるようなピッチングができたらなと思います」
――ありがとうございました。
[小松錦葵]
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