
(2)春季リーグ戦開幕前インタビュー 平嶋桂知投手

(この取材は3月10日、zoomにて行われました)
平嶋桂知投手(政経1=大阪桐蔭)
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「高校での3年間は、甲子園に出させてもらって、いい結果になったり、逆に悔しい結果になってしまったり、人生でなかなか経験することができない貴重な経験ができた3年間でした」
――自身の長所と短所を教えてください。
「自分の長所は、どんな場面でも強気で攻めていくというところだと思っていて、ピンチの場面でも自分らしさを全面に出して気持ちをみせるというところです。逆に短所は、不器用というか力任せになってしまうことが多いので、そこを改善していくためにも練習では丁寧さを意識してやっています」
――今の時期はどのような練習をされていますか。
「入寮して、大学1年生として先輩たちと練習している中で、やはり上級生は高校のレベルと違ってよりレベルの高い選手が多いので、そこについていけるように身体づくりや技術を磨いています」
――大学進学の道を選んだ理由を教えてください。
「まずは東京六大学というリーグに憧れを持っていたという点があります。そして、4年後に上位指名で(プロに)入れるような準備をしたり、しっかり結果を残してプロに行くために、レベルの高い環境で監督やコーチ、先輩方から学ぶのにはベストな選択だと思って、明治大学を選びました」
――明大進学にあたって、西谷監督(大阪桐蔭高)から何か声掛けなどありましたか。
「明治大学は毎年のようにプロ野球選手を輩出しているので、そういった先輩方を見て学んだり、同級生の競争も激しいと思うので、そういう戦いに勝ってこそプロへの道がつながるんじゃないか、やるからには一番高い環境で競ってこいと言葉を貰いました」
――部の雰囲気や同期の雰囲気をどのように感じていますか。
「部員全員が、勝つためには、リーグ戦で優勝するためには、というのを考えていて、優勝に向けて意識高く取り組んでいるなという印象です。同期には甲子園経験者が多くいて、共通点が多くてお互い対戦したことあるような選手も多いので、馴染むのが早くていい雰囲気だなと思います」
――明大の中で尊敬している選手はいらっしゃいますか。
「4年の髙須さん(大雅投手・法4=静岡)です。自分の身長やタイプも見ていて似ている感じがあるので、4年後にはあのような方が活躍されているので、髙須さんのような選手になるために、今の時期から準備していきたいなと思います」
――他の5大学で対戦してみたい選手はいますか。
「やはり大阪桐蔭の先輩や同期がたくさん他の大学にも進学しているので、対戦してしっかり抑えたいなと思います」
――最初の1年間の目標を教えてください。
「自分と大学4年生では体格も技術も全然違うので、まずは大学生のレベルに追い付くというか、基礎的な部分を作り上げて、しっかりと大学生の土台で勝負していくように準備して、1日でも早くリーグ戦で投げられるようにやっていきたいです」
――次に大学4年間での目標を教えてください。
「チームとして戦う以上は優勝を目指していくのが基本だと思うので、自分が投げたら絶対勝利に導けるという投手を目指してやっていきたいので、勝利に貢献できる投手になりたいです」
――将来的にはどんな選手像を思い描いていますか。
「日本を代表するプロ野球選手になって活躍することが人生の最大の目標なので、そこを目指して、一段ずつ階段を上っていくように、今の時期からひとつひとつ積み重ねていけるようにやっていきたいです」
――ありがとうございました。
[平良有梨奈]
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