
(11)東京六大学秋季リーグ戦後4年生ラストインタビュー/髙橋功久外野手
今年度の明大準硬式野球部は東京六大学春季リーグ戦で3年ぶりの準優勝。全日本大学選手権(全日本)への出場権が懸かる関東地区全日本予選会を突破し、5年ぶりとなった全国の舞台でベスト8入りを果たした。本記事では、東京六大学秋季リーグ戦の早大2回戦をもって引退となった4年生のインタビューをお届けする。
第11回は髙橋功久外野手(政経4=一宮)のインタビューをお送りします。
(この取材は10月20日、早大2回戦の試合後に行われたものです)
――今年は全日本にも出場しました。1年間を振り返っていかがですか。
「新チームが始まった時から代打の1番手として期待はされていたんですけれども、なかなかリーグ戦で打つことができなくて。で、守備面ではミスが目立ったので、なかなかチームに貢献できない中、全日本出場していただいてチームには感謝しています。迷惑かけて申し訳なかったと思っています」
――ご自身の4年間を振り返って思い出はありますか。
「そんなに4年間で(試合に)出ていなくて、2年生まではほとんど(試合に)出ていなかった人間なので、あまり思い出に残った試合はないんですけれども、あまりリーグ戦で結果を残すことできなかったので。どちらかというと自分のミスの方が思い出に残っているかなという印象が強くて、苦しい思い出の方が強かったかなと思います」
――苦しんだ時期も多かったとのことですが、練習で意識していたことはありますか。
「自分は高校まで弱小校出身なんですけれども、(準硬式野球部に)入ったからにはやはりレベルの高い環境でできるので、より自分がうまくなりたいという思いを持っていましたし、チームの一員として少しでも貢献できるようにという思いを持って、人一倍自主練とか練習はしたかなというふうに思います」
――刺激を受けた同期の選手とかはいらっしゃいましたか。
「田村(陽大投手・農4=花巻東)を最初に見た時は、やはりレベルが違うなと思ったのと、これから4年間、自分が準硬でやっていけるのかなという不安はありました」
――同期との思い出は何かありますか。
「同期と箱根の温泉に行ったりだとか、バーベキューをしたりだとか。大学の中であまり関わりがなかったので、準硬でつるむことが多くて。準硬の仲間同士飲みに行くことも多かったし、遊びに行くことも多かったので。特にその飲み会とかを中心によく準硬の仲間と行けたのが思い出かなというふうに思います」
――その同期に対して何か伝えたいことはありますか。
「4年間、自分はあまりチームに貢献できなくて迷惑ばかり掛けていたんですけど、その中でも最後まで信頼して(試合で)使ってくれたりだとか、自分の努力というものを認めてくれた点に関して感謝していますし、またこれからもつながりがあると思うので、これからもよろしくお願いします」
――後輩にメッセージがあればお願いします。
「自分たちは全国ベスト8という結果を残したんですけども、個々の能力は自分たちよりも高いと思うので、それ以上を目指して、全日本に出場して日本一をぜひ目指してほしいなというふうに思います」
――ありがとうございました。
[堀口心遥]
◆髙橋 功久(たかはし・のりひさ)政経4、一宮高。ポジションは外野手。170センチ、66キロ
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