(8)東京六大学秋季リーグ戦後4年生ラストインタビュー/吉川千晴内野手

2024.11.28

 今年度の明大準硬式野球部は東京六大学春季リーグ戦(春リーグ)で3年ぶりの準優勝。全日本大学選手権(全日本)への出場権が懸かる関東地区全日本予選会を突破し、5年ぶりとなった全国の舞台でベスト8入りを果たした。本記事では、東京六大学秋季リーグ戦(秋リーグ)の早大2回戦をもって引退となった4年生のインタビューをお届けする。

第8回は吉川千晴内野手(商4=西武学園文理)のインタビューをお送りします。

(この取材は10月20日、早大2回戦の試合後に行われたものです)

――4年間を振り返っていかがでしたか。
 「とにかくめちゃめちゃ楽しくて、大学で野球を続けて良かったなというのを率直に思います。 最後の方は、試合に出る出ないはあまり関係なく楽しかったなと思います」

――チームとしては全日本にも出場できました。
 「本当にそこを目指してやってきて、1年生の時からはいけていなかったので。それで(全国の)舞台にいけたのは本当にいい経験をさせてもらったなと。最初で最後の全国大会だったので、本当に楽しかったです」

――今年度は4試合に出場されました。
 「3打席立って(ヒットを)二つ打てて。まだやりたいなと逆に思って、すごく報われたなって。(野球を)15年間やってきて報われたなって、いい気持ちで終われたなと思っています」

――思い出深い試合はありますか。
 「自分というよりかは(今季の)慶大の2戦目ですかね。3本の本塁打が出て勝利して、2タテ(2連勝)決めた時はすごくいいチームになったなというのを肌で感じた試合だったなと」

――ベンチに入る機会は多くなかったと思いますが、スタンドから見るチームはどのように見えていましたか。
 「練習では本当にずっとチームメートのことを見ていた自信はあるというか、それをしっかり(試合で)出せているというのが、見ていて楽しかったですし。誇らしいなというのは思いました。全日本でもそうでした」

――後輩たちに向けては、何か期待するようなことはありますか。
 「試合にとにかく出てほしいなというのは。特に、今(試合に)出ている選手以外の(選手の)気持ちが一番分かるかなと思っているので。でも1打席でも試合に、最後は多く出てほしいなと感じています。本当にそれが今思い出になっているので、そのために、その一打席のために頑張って毎日練習に行ってほしいなと思います」

――最後に4年間を締めくくる一言をお願いいたします。
 「超楽しかったです。野球やっていてよかったです」

――ありがとうございました。

[北原慶也]

◆​吉川 千晴(きっかわ・ちはる)商4、​西武学園文理高。ポジションは内野手。165センチ、64キロ