
(5)東京六大学秋季リーグ戦後4年生ラストインタビュー/内田昂希外野手
今年度の明大準硬式野球部は東京六大学春季リーグ戦(春リーグ)で3年ぶりの準優勝。全日本大学選手権(全日本)への出場権が懸かる関東地区全日本予選会を突破し、5年ぶりとなった全国の舞台でベスト8入りを果たした。本記事では、東京六大学秋季リーグ戦(秋リーグ)の早大2回戦をもって引退となった4年生のインタビューをお届けする。
第5回は内田昂希外野手(政経4=明大中野)のインタビューをお送りします。
(この取材は10月20日、早大2回戦の試合後に行われたものです)
――今年度は全日本にも出場しました。1年間を振り返っていかがですか。
「新チームなってから吉原(瑠人主将・法4=仙台育英)を中心にみんなで一致団結して進めていって、最終的に全日(全日本)に出て。秋リーグはふがいない結果になってしまったんですけど、でも全員やり切ったと言っているので、しっかりそこのところは充実した1年だったのかなと思います」
――4年間を振り返って思い出に残っていることはありますか。
「4年間を振り返って、個人的には試合に出られたり出られなかったりというところがすごくありました。一番印象に残っているのは、その4年の春にスタメンで出て、ヒットを打つことができたところが、これまで頑張ってきて良かったなというところです」
――今年度の春リーグ出場時にはどういう気持ちで試合に臨まれていましたか。
「やはり全日本に出るという目標、全国優勝するという目標でやってきたので、自分もそれに対して少しでも貢献したいなという気持ちで。何かしらヒットとか、どうにかして塁に出たりとか、そういうところで活躍するぞという気持ちでやっていました」
――ご自身にとって苦しかった時期はありましたか。
「つらかったことはそれこそやはり試合に出られていない時期で。トータルで見たら(試合に)出られていない時期の方が圧倒的に多いんですけど、新チームになって関東選手権でベンチから外れた時はやはり一番悔しい気持ちでした」
――関東選手権の悔しさから春リーグのスタメン出場には何がつながったと思いますか。
「やはり自分の持ち味というのを伸ばすことを意識して、とにかく練習量を増やして、チームに貢献できるように頑張りました。(そのご自身の持ち味というのはどういった部分ですか。)やはりバッティングかなと思っているので」
――後輩に向けてメッセージをお願いします。
「どんな状況でも諦めないということを忘れずに。やはり自分たちができなかった全国優勝、リーグ戦優勝というところを目指してやってほしいなと思います」
――ありがとうございました。
[堀口心遥]
◆内田 昂希(うちだ・こうき)政経4、明大中野高。ポジションは外野手。178センチ、78キロ
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