
(3)東京六大学秋季リーグ戦後4年生ラストインタビュー/安藤朗副将
今年度の明大準硬式野球部は東京六大学春季リーグ戦(春リーグ)で3年ぶりの準優勝。全日本大学選手権(全日本)への出場権が懸かる関東地区全日本予選会を突破し、5年ぶりとなった全国の舞台でベスト8入りを果たした。本記事では、東京六大学秋季リーグ戦(秋リーグ)の早大2回戦をもって引退となった4年生のインタビューをお届けする。
第3回は安藤朗副将(政経4=日大二)のインタビューをお送りします。
(この取材は10月20日、早大2回戦の試合後に行われたものです)
――秋リーグを振り返っていかがですか。
「(最終戦に)出たかったんですけど、昨日(10月19日早大1回戦)のクロスプレーの後から記憶がなくなってしまったので。それでも最後に一本を打てて、いい締めになったと思います」
――1年間を通しての振り返りとしてはいかがですか。
「全日本出場を一番の目標にしていました。春リーグもケガで出られなかったですが、チームづくりとしてはある程度は思うように進められて、みんなが頑張ってくれて全日本の切符をつかめました。本当にいいところで(試合に)出させてもらって、感謝しかないです」
――大学4年間を振り返っていかがですか。
「たまたま自分はバントがうまいというだけで、1年からべンチに入れさせてもらって。そうして2年時から試合に出させてもらえました。試合に出たからこそ得られたものがたくさんあったので、先輩たち含め準硬には感謝しかないです」
――4年間での思い出はありますか。
「やはり4年間で1回しか全日本に行けなかったんで。自分たちの代でいけて本当に良かったです」
――楽しかったとことやつらかったことなどはありますか。
「今年はケガをしがちで、試合に出られなくてつらかったですけれど、いい仲間に囲まれて本当に楽しい思い出しかないです」
――今後は競技の方は続けられますか。
「草野球とかやると思いますけど、ここまで真剣にやることはないですね。それでも最後にこんないいチームでできて良かったです」
――最後、後輩に向けてのエールをお願いします。
「全日本に出られたという経験が後輩たちにあるので、それを生かしてどのレベルまで上げられるかが重要だと思います。今年のチームを少しは参考にしてもらって、毎年全日本へ行けるチームになってほしいです」
――特に期待している選手はいますか。
「2年生はたくさん(試合に)出ています。だからこそ来年は3年生が頑張らないと無理だと思うので、(来季)キャプテンの山田聖和内野手(農3=東海大菅生)がどれだけ頑張るかだと思います」
――ありがとうございました。
[阿部倖明]
◆安藤 朗(あんどう・ろう)政経4、日大二高。ポジションは内野手。171センチ、65キロ
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