(103)大学野球引退インタビュー/杉崎成内野手

2024.11.25

(この取材は11月17日に電話で行われました)

杉崎成内野手(総合4=東海大菅生)

――今季を振り返っていかがですか。

 「もちろん優勝はしたかったんですけど、最後の優勝決定戦はなかなか経験できないことですし、早稲田との再戦でもう一度(優勝の)チャンスがあった中でああいうかたちで完敗したので悔いはないです」

――今季は全試合4番としてスタメンで出場されていました。

 「田中監督は今まで調子が悪ければすぐ変えるような使い方もしていたと思うんですけど、今季は結果があまり出ない中我慢して使ってくれてうれしかったです。なんとかチームに貢献できたらいいなとは思っていたんですけど、結果的には4番の仕事ができなくて簡単じゃないなと思いました」

――なかなか満足のいくような打席結果が出なかった中で、法大2回戦では2本の二塁打を放ちました。

 「法大1回戦でも個人的には悪くなくて、2回戦で打席に入る前にベンチの裏で素振りをしていたらつかんだ部分があったので、それを打席でもそのまま発揮できていい結果につながって良かったです」

――優勝決定戦を振り返っていかがですか。

 「早慶戦で少し調子を崩していた伊藤投手(早大)がああいう感じですごく良かったので、伊藤投手のような好投手から打てないと優勝するのは厳しいんだろうなと思いました」

――今季で大学野球は引退となりましたが、明大野球部で良かったと思った出来事などありますか。

 「今までリーグ戦で思うような結果は出なかったんですけど、最後の最後でシーズン通して試合に出られたということは自分にとってすごくいい経験になりましたし、まだ野球を続けるので、これからの野球人生に役に立つような貴重な経験になったかなと思います」

――来年後輩たちに期待することはなんですか。

 「早稲田に勝って、まずはリーグ優勝を目指して日本一になってもらいたいです」

――後輩の中で特に期待している選手はいますか。

 「田上(夏衣外野手・商1=広陵)ですね。リーグ戦が始まる前のオープン戦でもずっとヒットを打っているようなイメージでしたし、フレッシュトーナメントでもそのままの調子で結構打ってたので。来年からは外野が抜けるので期待しています」

――大学野球での4年間を振り返っていかがですか。

 「もうちょっと頑張れたかなと思います」

――次のステージでの目標を教えてください。

 「2年後にプロに行くことを目指しているので、そのためには1年目から活躍しないと厳しいと思うので。最初の1年が勝負だと思って気持ちを入れてやっていきたいです」

――ありがとうございました。

[平良有梨奈]