
(99)秋季リーグ戦後インタビュー 髙須大雅投手

(この取材は11月9日に行われました)
髙須大雅投手(法3=静岡)
――今季を振り返っていかがでしたか。
「ケガをしてしまって、チームにすごく迷惑をかけてしまったなというのは思っていますし、最後まで投げられなかったのがやっぱり自分の中では一番悔しかったです」
――印象に残っている試合はございますか。
「個人としては慶応の3回戦の、ケガするまでの投球は自分の中で良かったので、あれがシーズン通して全試合でできればいいなとは思っています。早稲田戦はスタンドで見て、自分が投げていたら勝っていたかはわからないですけど、ああいう優勝の懸かった試合で投げてみたかったなという気持ちは強かったです」
――春から成長を感じられたところはございますか。
「平均球速が高くなったのと、シンプルに球の強さというのは春よりは良かったかなとは思っています」
――ドラフトを見て、プロへの思いが強くなったりしましたか。
「そうですね。自分は寮で見たんですけど、1個上の先輩ということもあり、だいぶお世話になっている人たちなので、うれしかったというか本当にプロに行くんだなという気持ちと、自分もあと1年しかないんだな、来年は自分たちだなという感じにはなりました」
――伊藤樹(早大)や小畠(立大)など、3年生投手の活躍が目立つ1年でした。
「3年生のエースと呼ばれているピッチャーが各大学にいたので、負けたくないというか、今年の伊藤もそうですけど、自分も来年の春にはああいうふうになりたいなという気持ちにはなりました」
――秋で感じられた課題はございますか。
「ケガをしたのはフォームが悪かったかなというのは思ったので、この冬でフォームをまた見直して、ケガしない体づくりとフォームの修正はしないといけないかなとは思います」
――来年が勝負の年になります。背番号11に対する思いはございますか。
「自分が明治に入ってから村田さん(賢一投手・令6商卒)とかがつけていた番号なので、憧れはあります。同期にはいいピッチャー、いいライバルがたくさんいるので、まずは彼らを追い越せるように、来年のシーズンが始まる前にはエースになれるといいなと思います」
――先輩に対するメッセージはございますか。
「1個上の先輩とはすごく仲良くさせてもらって、野球のこともプライベートもすごくお世話になりました。この秋では力になれなかったので、その分、来年は自分の活躍するところを見てくれるといいなとは思っています」
――ありがとうございました。
[李翔恩]

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