
(91)秋季リーグ戦後インタビュー 小島大河捕手

(この取材は11月9日に行われました)
小島大河捕手(政経3=東海大相模)
――今季を振り返っていかがですか。
「やっぱり春に勝てなかった早稲田に勝てなかったというのが一番悔しいかなと思いますし、特に相手の先発ピッチャーに苦しんだ感じです。でも今季いい状態の伊藤樹(早大)を見れたのは来年につながるかなと思います」
――長打率が大幅に上がりました。
「長打力がひとつ課題だったので意識してやってきましたし、外野の頭だけではなくて間を抜いていく打球というのも結構出たので、それがいいかなと思いました。(長打増やすために意識したこと)普段のバッティングから外野の間を抜いたり、あとはパワーをつけてスイングスピードを上げたりとか、そういうことは両方うまくやるようにしていました」
――今季の打撃総括をお願いします。
「やっぱりランナーがいるときにもう1本打ちたかったというのはあります。 ホームランは1本しか出なかったので、そこは次の春に向けて頑張っていきたいと思います。(四球が大幅に減り三振数がやや増えた)三振に関しては悪い三振もあったのですが、別にそんな気にしなくてもいいような三振もあったので、そこはあんまり自分の中では気にしていないのですが、フォアボールという面ではボール球を振ってしまう場面とかもあったのでそこは次に向けてしっかり練習していきたいと思います」
――今後打撃で伸ばしていきたいことを教えてください。
「ホームランを打つ力と、あとはもう勝負強さです。チームが苦しい時に一本打てるような選手になりたいと思います。(理想の打撃は)チームが苦しい時にどれだけ打てるかっていうのが大事だと思うので、いい流れで打つのは当たり前なのですが悪い流れを変えられるような打撃をしたいと思います」
――投手陣は髙須大雅投手(法3=静岡)がケガで離脱するなどアクシデントがあった中、チーム防御率1.91の成績を残しました。
「防御率を1点台で抑えたのは良かったですし、この秋は1点台を目標に自分の中でやっていたので、その目標は達成できたのは良かったと思います。しかし勝負どころの1球などもう少し詰められた部分もあったと思っています。いいところもあったけど悪いとこもあるという感じでした」
――今季は千葉汐凱投手(営4=千葉黎明)、山田翔太投手(国際4=札幌一)、浅利太門投手(商4=興国)ら4年生投手が活躍を見せました。
「気合い入ってましたし、自分の中では最後困ったら4年生に行かせよういうのがあったので、その3人がしっかり投げてくれたことは自分にとってもうれしかったです。(4年生投手と信頼関係築くのに必要なこと)やっぱりコミュニケーションを多くしたり練習のときは厳しく言って、練習では厳しく試合では投げやすいような環境をつくるというのは意識してやるようにしてます」
――配球やスローイングなど今季の守備面を振り返っていかがですか。
「配球の迷いは減って少し良くなったかなと思います。インコースの使い方というのはずっと言われてたのでそこは意識しましたし、盗塁でもいいボールがいくようになってきたので、そこは良くなってきたかなと思います」
――〝チーム宗山〟を振り返っていかがですか。
「宗山(塁主将・商4=広陵)さんっていう大黒柱がいたので、そのキャプテンにみんなしっかりついていってという感じで、4年生のピッチャーが少なかったのですが、その投げるべき3人がしっかり投げてくれたのはピッチャー陣としては良かったと思いますし、バッターも打順の前半が4年生で固まっていたので、4年生の力は大きかったかなと思います」
――今季限りで退任の田中武宏監督はどのような監督でしたか。
「選手一人一人を見て特徴を生かすような教えという感じかなとは思います。一番は堂々としていたのが良かったと思います。個人差、個人差というのは普段から結構聞いていたので、個人に合わせて頑張れみたいな感じです」
――来年度の意気込みをお願いします。
「優勝するのが一番の目標なのでそこに向かって頑張っていきますし、自分としてもいい結果につながっていけばなと思います。(個人としての目標)3冠王を目指して頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[伊原遼太朗]

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