
(89)秋季リーグ戦後インタビュー 毛利海大投手

(この取材は11月9日に行われました)
毛利海大投手(情コミ3=福岡大大濠)
――慶大3回戦からケガで髙須大雅投手(法3=静岡)が離脱をしましたが、第一先発として引っ張っていく覚悟など芽生えましたか。
「第一先発としてしっかりしないといけないというよりは、もちろん髙須の分もという気持ちはありましたが、中継ぎでも先発でも与えられた役割をしっかりやろうという気持ちが強かったです」
――東大2回戦では計12奪三振のうち、決め球を前半は直球、後半は変化球に変えました。
「意識していたというより打者の反応を見てという感じです。前半は相手打者がストレートに反応ができていなかったのでストレートで、ある程度打者が慣れてきてると感じたら変化球にという感じで小島(大河捕手・政経3=東海大相模)のサインに従って投げました」
――今季の投球を振り返っていかがですか。
「制球という面ではある程度良くなったと思うのですが、一番はスタミナでまだ投げられるという気持ちはあったのですが後半球速とかも落ちてきてしまっていて、5回くらいまでしか投げられなかったのでスタミナを今後つけていきたいと思います」
――第二先発の際は土曜日はどのように過ごされていますか。
「これといったことは特に何もしていなくてキャッチボールをして軽く体を動かすくらいです(試合前のルーティンなど)いっぱいあるのですが一つは試合前の夜にグローブやスパイクを磨いて全部準備を済ませてバッグに道具を入れた状態で寝るようにしているのと、寝る前に相手チームの試合を少し見てイメージすることはしています」
――来年度はチームや投手陣を引っ張っていく立場になります。
「投手陣は髙須に任せつつ投球で引っ張っていきたいという気持ちはありますが、明大にくるような投手はみんな自分で管理して練習などができる選手ばかりなので自分が特に言わなくても大丈夫だと思っています」
――宗山塁主将(商4=広陵)と浅利太門投手(商4=興国)がドラフトで指名されたときの感想を教えてください。
「浅利さんはずっとトレーニングとかも一緒にやってきたのでプロの世界に行くんだという実感がわかない感じはありました(来年度のドラフトに向けて)もちろんプロの世界に行きたいという気持ちはありますが、自分はまだプロに行くような武器がないのでこの冬を通して見つけたいと思います」
――今季で田中武宏監督が退任となりますが印象に残っている言葉などありますか。
「これといって印象に残っている言葉はないのですが、立大1回戦で5失点をして3回戦は先発じゃないだろうなと思っていたら『3回戦先発でいくぞ』と言われたときは鳥肌が立って、今でもとても印象に残っています」
――ありがとうございました。
[伊原遼太朗]

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