(87)秋季リーグ戦後インタビュー 松本直投手

2024.11.18

(この取材は11月17日、zoomにて行われました)

松本直投手(情コミ2=鎌倉学園)
――今季を終えての感想はいかがですか。
 「秋に向けて春以上の結果を残して『松本は2年の春だけだったね』と言われないようにしようと目標を立てましたが、登板数は減り、成績も落としてしまったのが悔しかったです」

――今季の登板数が減った原因はどのように考えていますか。
 「リーグ戦前半は体の調子がとても良く、個人としては絶好調だったのですが、夏の不調が響いてしまって監督の信頼を勝ち取ることができなかったところが原因かなと思います」

――今季の投球を振り返って具体的な改善点はございますか。
 「慶応戦は比較的満足できる投球ができましたが、それ以降は極端に調子を落としてしまいました。一つ目の原因としてはフォームの乱れだと思います。今振り返ると体の開きが早く、肘の位置も下がってしまっていて、特に変化球が思ったように投げられない状況でした。二つ目に考えられる原因は体重を維持できなかったことです。リーグ戦中に暑さがどんどん収まってきて、消費するカロリーが減って体重が増えてしまいました。そこで少しキレを失ってしまいました。とても太りやすく痩せづらい体質なので、来季からは体重維持にも気を配っていきたいです」

――食事に関してここまでで気を付けていたことはありますか。
 「間食をなくすべきだったかなと思っています。間食に関しては体を大きくしたいから食べているというよりかは空腹を満たすために取っていたので、そこを我慢するなどの意識があれば体重維持にもつながったのかなと感じています」

――今季、対戦して印象に残っている選手はいらっしゃいますか。
 「早稲田の山縣選手には春から苦手意識を持っていて、今季も大事な先制点を与えてしまうタイムリーを打たれたので印象に残っています。勝負強さを感じました」

――今年を漢字一字で表すといかがですか。
 「『頂』です。リーグ戦デビューを果たして、投球の内容や注目度など含めて間違いなく今までの野球人生の頂点、ピークとなる年でした。ただ、ここをピークとせずに毎年この『頂』の字が当てはまるような活躍をしていきたいです」

――来季以降に向けての目標をお願いします。
 「来季以降に向けては、今度こそ先発として成長していきたいです。毛利(海大投手・情コミ3=福岡大大濠)さんや髙須(大雅投手・法3=静岡)さんがいて先発争いは激しいと思いますが、2年後、自分の代ではエースとして活躍したいという思いがあるので、先発して完投できる体力、筋力、フォームを追求する冬のトレーニングシーズンにしたいです」

――ありがとうございました。

[小松錦葵]