
(73)立大戦事前インタビュー③ 菅谷真之介外野手、沖政宗投手

(この取材は9月6日、Zoomにて行われました)
菅谷真之介外野手
――チームとして昨季を振り返っていかがですか。
「各大学から1勝を挙げられたのは良かったのですが、勝ち点を取る難しさを改めて感じたので秋はしっかりと勝ち切って勝ち点を挙げたいと思います」
――個人としては昨季を振り返っていかがですか。
「打率は下がってしまったのですが安打をしっかり打てたり、本塁打などの長打も打てたので個人としてはそこまで悪くなかったと思います」
――オープン戦では1番打者を任されています。
「3年生のときに1番を打っていたので元に戻ったという感じで、大事な役割になってくると思うのでまずはしっかり出塁することを意識していきたいです」
――この夏力を入れたことを教えてください。
「バットコントロールなど安打を打つことも意識してきましたが、一番は選球眼を磨いて出塁することに力を入れました。打撃フォームなどは変えていないです」
――ここまでの調子はいかがですか。
「徐々に調子は上がってきていてリーグ戦に照準を合わせていっている感じです」
――オールスターでは明大の選手と会話などありましたか。
「直井(宏路外野手・商4=桐光学園)選手と中津(大和外野手・法大)選手とはよく試合後の食事などでも会話をしました。明大では千葉(汐凱投手・営4=千葉黎明)と中学の県選抜が一緒なので関わりがあるという感じです」
――立大の選手で今季特に期待する選手を教えてください。
「田中優飛です。やはり貴重な左というのもありますしオープン戦でも結果を残しているので頑張って欲しいです」
――ラストシーズンに向けて意気込みをお願いします。
「チームとしてはスローガンの『結束』を意識して4年間一度も優勝したことがないので優勝をして池袋でパレードしたいと思います」
――ありがとうございました。

(この取材は9月12日、Zoomにて行われました)
沖政宗投手
――昨季を振り返っていかがですか。
「キャンプを乗り越えてそれなりに状態良く迎えたシーズンだったのですが、結果としては去年と変わりなかったですし、悔しいという気持ちは全員が持っていると思います。そんな中でも全チームから1勝を挙げられたというのは多少なりとも手応えはありましたし、1番試合をしたという意味では選手の中にも自信というのは生まれてきたと思います。3戦目までもつれ込む苦しい場面で勝利をもぎ取るというところにこの夏は取り組んできました」
――個人としては昨季を振り返っていかがですか。
「自分の中ではキャンプでも手応えがあって成長できたかなと思い迎えたシーズンではあったのですが4年生というところでデータもたくさん出ていますし、そんなに甘くはなかったなというのを改めて感じました。調子は良くなかったのですが防御率など数字としてチームに貢献できたかなと思うので、もう一度見つめ直さなくてはいけないなと思いました。そこに関しても夏継続して課題として取り組んできたので秋頑張りたいなと思います」
――あと一歩で勝ち点を落とす場面が多かったですが、チームとして何が足りなかったなどございますか。
「投手陣は数字としては課題にしていたことは形になっていてやはりフォアボールの少なさだったりやってきたことはできた中でのリーグ戦だったので悔いが残ったというよりはより詰められるところあったと思います。球種とか制球もそうなのですがそれに加えてスムーズに立ち上がりを入っていったりとかフィールディングなどそういった細かいところが失点につながってくるのではないかと考えていて、目立ったここがダメだったなというよりかはやることをやった結果負けてしまったというのがチームとしてありました。打撃陣はワンチャンスを返せるか返せないかというのを課題にしていたのでそこに関しては序盤中盤終盤で先制点、ダメ押しをオープン戦でもしっかり取っていこうというのをオープン戦でも心掛けています」
――この夏力入れたことを教えてください
「数をこなすということももちろんなのですがそれ以上にチームの連携、今年の夏のキャンプは『結束』ということで投手と野手がより話して連携を置いてやりましたので投手からのアクションもそうですし、野手からのアクションもそうなのですが練習していく中で話し合いをして常に疑問点があったらその場で止めて話し合うということをやってきたので、練習も大事ですが質というところで話し合って乗り越えるということをやってきました」
――ここまでの調子を教えてください。
「正直そこまで良いとは言えませんがラストシーズンですし、言い訳できない中でどんな形でもチームに貢献したいなと思っているので、もちろんプレイヤーとしてもそうですが経験値として僕が一番あるのでベンチワークだったりプレー以外の面でもしっかりとチームがまとまるようにやることしっかりできたらなと思います」
――立大の選手で今季特に期待する選手を教えてください。
「小林誠明です。やっぱり左投手が少ない中で小林の力は大きいですし、もっともっと頑張って欲しいと思うのとそれに加えて1年の田中優飛もいるので負けじと頑張って欲しいなと思います。野手だと丸山一喜。やはりずっと試合出させてもらっている以上彼が中心になってくると思うのでスタメンで出るような丸山、小林隼翔らそこら辺の選手は注目されてくる選手だと思うので思い切ったプレーで自分が活躍するんだという気持ちで頑張って欲しいと思います」
――多彩な投手がいる中で沖投手の強みを教えてください。
「経験値というのは4年生誰でも言えることだとは思うのですが、先発中継ぎ抑えというのは全て経験していますしどこで起用されても動揺はないのでそういう意味でもどの投手よりも場数踏んでいるのが強みだと思います。どこを任されてもある程度抑えることができるのは他の投手を支える一つだと思うので、どのポジションでも安定した投球ができるというのは今までの経験は無駄ではなかったですしそういったところを見てもらえばなと思います」
――明大で対戦したい選手はございますか。
「横山(陽樹外野手・情コミ4=作新学院)選手です、横山選手は対戦してみたいというか今まで対戦経験がそこまでなくて横山選手自体遅めに出てきてなかなか対戦する機会がなかったのですが、春に一発大きいの打たれているのでお手柔らかにというところですが頑張って抑えたいです」
――ラストシーズンに向けて意気込みをお願いします。
「まず日本一というところは変わらずやっていくのですが、執念であったり一つ一つのプレーが積み重なってそこに行けると思うのでまずは初戦の慶大戦から一球一球集中して勝ちを積み上げていきたいです。『結束』というところを意識して、チーム全体で1勝をもぎ取っていくという気持ちで一つ一つ積み重ねた結果が優勝になると思います」
――ありがとうございました。
[伊原遼太朗]
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