
(59)秋季リーグ戦前インタビュー 藤江星河投手

(この取材は9月9日、電話にて行われました)
藤江星河投手(政経4=大阪桐蔭)
――春を振り返っていかがですか。
「春はオープン戦の中盤あたりで少しケガをしてしまって、春のリーグ戦も東大戦先発させていただいたんですけど、そのケガがあまり治っていなくて、また悪化してしまいました。本当にもうそれ以降はもうケガに悩まされた時期だったかなというふうには思っています。本当にチームの勝利に全く貢献できなかったので、ふがいないシーズンになったというふうに思っています」
――春のリーグ戦後はどのようなことに取り組んでいましたか。
「やはりもう一番はもう自分の体のケアというか、もう同じことは二度とできないというふうに思っているので、ケガをしない体づくりというのを特に重きを置いてやってました」
――キャンプではどのようなことに取り組んでいましたか。
「キャンプ期間はほぼ実践の練習が多かったので、内野との連携であったりとかキャッチャーとどうやってバッターを抑えていくかという実践の練習を多くやらせていただきました」
――春から成長したと感じている部分はありますか。
「やはり春、本当にもう4年生が本当にチームに迷惑をかけてしまったというか、本当に下級生のピッチャーに頼ってばっかりだった。その部分で本当に4年生が自分たちでなんとか勝とうという気持ちの表れっていうのは、すごく練習でも見えてきてるかなというふうに思っています」
――ご自身の投球の武器はどのように考えていますか。
「やはりそんな早い球を投げれるわけでもないですし。でもその中でもやはりゲームをつくる能力というか、ゲームメイクする力っていうところに関しては自信を持っているので、そこに関しては自分の1つの長所でもあるかなというふうに思っています」
――ラストシーズンとなりますが、これまでの大学生活を振り返っていかがですか。
「自分は1年春から試合に出させていただいて、1年生の時はいいスタートを切れたんですけど、それ以降は本当にケガに悩まされてなかなか思うような結果が全然出ていないので、本当にラストシーズンこそは自分の今まで以上の最高のパフォーマンスをして優勝したいなというふうには思っています」
――今シーズンのご自身の目標はいかがですか。
「やはりもう今シーズンこそは先発でチームの柱になりたいというふうに思っているので、 他大学さんとの全カードで5勝できるように。そこを目指してやっています」
――藤江投手から見て、今年のチームはどのように感じますか。
「やはりもう宗山(塁主将・商4=広陵)が背中で引っ張っていくチームだと思うので、宗山を中心に本当に4年生の力でなんとか勝てたらなというふうに思っています」
――投手陣についてはいかがですか。
「本当に下級生にいいピッチャーがたくさんいるので、その下級生に負けないように4年生も意地を見せてやっていきたいなというふうに思っています」
――1年生から3年生までの選手で注目している選手はいますか。
「同部屋の井上仁(投手・政経3=明大八王子)っていう左ピッチャーがいるんですけど、仁にはこのリーグ戦で初登板してもらって、同部屋リレーできたらなというふうには思っています」
――ラストシーズンですが、意気込みをお願いします。
「やはりこの4年間本当にいい結果を残せていないので、ラストシーズンこそは本当に今までで一番いい結果を出して優勝して、その後の神宮大会で日本一を取れるように頑張りたいなというふうに思っています」
――ありがとうございました。
[野原千聖]

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