
(57)秋季リーグ戦前インタビュー 飯森太慈外野手

(この取材は9月6日に行われました)
飯森太慈外野手(政経4=佼成学園)
――ラストシーズンを迎えますが心境はいかがですか。
「ラストシーズンは優勝して終わりたいです。(心境に変化はありますか) それはあまりないですね。キャンプもきつすぎて『最後だな』とかならなかったですね。余裕がなかったです(笑)」
――キャンプを経て状態はいかがですか。
「めちゃくちゃ悪いんですけど、少しずつ上がってきたのでまあまあです。チーム的には、そこそこという感じです」
――打撃では今春途中に引っ張りの意識を持ったと話されていました。今季はどのような打撃スタイルを目指しますか。
「変えたことは引っ張りの意識だったところをまた少し元に戻しました。バットが遠回りしたりポイントの位置に弊害が出てきたので、タイミングの取り方やバットの出し方を変えました」
――個人、チームとして今季への手応えはいかがですか。
「個人としての手応えは今のところあまりないですが、チームとしてはいいと思いますね。まず宗山(塁主将・商4=広陵)がもう完全に元通りになっているので、そうなってくると、木本(圭一内野手・政経3=桐蔭学園)、小島(大河捕手・政経3=東海大相模)もいるので、普通にやれば結果はついてくるのかなと思います。まあ普通にできないのがリーグ戦なんですけどね(笑)」
――今季は11月上旬までリーグ戦が行われます。ピーキングの面で意識することはありますか。
「もちろんずっと調子がいいことを考えてリーグ戦に合わせます。 まずは出だしにしっかり合わせることと、調子がいい週とよくない週があるので、5週あるうち何週間を調子よくできるかが大事ですね 」
――今春勝ち点を落とした早大に対してはどのように戦っていきたいですか。
「早稲田はバッティングのチームなので、まずは守備をしっかりやりたいです。伊藤樹投手(早大)は春抑えられましたけど自分は結構打っているので、どちらかというと田和廉(早大)が復帰するらしいのでそれが厄介ですね。早大はやはり意識はしますし、一番手強いので大一番になると思います」
――副将としては日々どんな立場でチームを見ていますか。
「あまり大それたことは言えないので、この考え方が正しいかどうかわからないですが、自分のチームに自信を持っていますし、焦りとか変わったことをしようと思っているよりかは、当たり前のことをできればチームとしてそれが一番いいのかなと思います」
――春は打席前のルーティンであった『飯森ジャンプ』を封印しました。今季はどうされますか。
「どうですかね(笑)。今もやってきていないのでほぼやらないと思います」
――最後に今季への意気込みをお願いします。
「リーグ優勝、日本一だけです!個人的には3度目の3割を目指します」
――ありがとうございました。
[久和野寛人]

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