
(49)秋季リーグ戦前インタビュー 光弘帆高内野手

(この取材は9月6日に行われました)
光弘帆高内野手(商2=履正社)
――夏を挟んで、改めて春季リーグ戦のご自身の成績はどのように振り返りますか。
「急きょサードで出ることもあったのですが、とりあえず最初の試合でヒットが出ましたし、守る方は自信があったのですが、ムネさん(宗山塁主将・商4=広陵)がケガしてからもショートで打率は2割8分ぐらい残せたので、打つ方でも結果が出て自分的には良かったかなと思います。全体通しても良かったです」
――夏の間はどのようなことに取り組まれましたか。
「打撃の方に意識を置いてやりました。今までバットを短く持って、細かい野球をやっていたので、長打も打てるようにということで、しっかりバット振れるようにすることは意識していました。ツーベースを打てるバッターになりたいというのが一番ですかね」
――ここまでのオープン戦を振り返っていかがですか。
「オープン戦では結構強く打てているのはあって、最近捉えきれないところもあるのですが、左ピッチャーでも右ピッチャーでもどちらも苦にせず打てているので、 いい感じです」
――サードはレギュラー争いが激しいポジションです。
「今のところ本当に誰が守るか分からない状況なので、ここから(オープン戦は)試合も少ないですし、見せる場面もそれほどありません。あとは練習をどれだけやるかだというのと、試合でどれだけ打てるかだと思うので、リーグ戦で使ってもらえたら結果残すだけかなと思っています」
――その中で自分のアピールしたい部分を教えてください。
「正直守備は(レギュラー争いをしている)全員いいと思うので、出場した試合は、バッティングの部分で自分の良さ、どんどん振っていくことと、何かチームへの貢献力というのを意識しながらやりたいなと思います。自分は下位打線なのですが、チャンスで回ってくることが多いので、その勝負強さとかは結構見せどころかなと思います」
――今のチームの雰囲気は光弘選手から見ていかがですか。
「今日のオープン戦でもベンチでも声出ししてというのを最初からムネさんが言っているので、雰囲気的にはいい感じです。技術面だけでなく、チームの雰囲気、勝利への気持ちはみんな高くなってきていいのかなと思います」
――宗山主将とは同じポジションで、得られたことも多いと思います。
「技術面は尊敬することしかないですけど、やはり試合に対する姿勢とか、チームに対する姿勢っていうのは、来年上級生になるにつれて必要になることなのかなと思うので、そこは見習いつつ、最後一緒にできる野球を楽しみたいなと思います」
――今季の個人の目標を教えてください。
「サードで東大戦の初戦に出られるなら、フルで最後まで出たいですし、全部出られるなら、やはりベストナインというのも取りたいと思います」
――最後に意気込みをお願いします。
「先輩方とプレーできるのも最後なので、優勝に貢献できるように頑張っていきたいです」
――ありがとうございました。
[塩谷里菜]

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