(47)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 松本直投手

2024.09.12

(この取材は9月6日に行われました)

松本直投手(情コミ2=鎌倉学園)
――春はご自身の強みとして『球の重さ』を挙げられました。ひと夏を越えて変化はございますか。
 「強みはテンポよく打ち取って流れを持ってくるところです。真っ直ぐでなんとかしたのが春で、秋までにその他の強みをつくらないとなというところでいっぱい練習したんですけどうまくいかなくて。真っ直ぐが生命線になってきているのかなと思います。練習中の球速はあまり気にしていなかったんですけど、試合と同じようなマインドと出力でブルペン練習から100の力で投球練習しているところが春からの変化です」

――真っ直ぐを鍛えるためにどのような取り組みをされていますか。
「下半身強化です。春を終えて新しいトレーニングや投球に挑戦したんですけどうまくいかなくて。冬から春にかけて真っ直ぐが良くなったのも下半身ウエイトや走り込みのおかげだったので、基本となる下半身強化に行き着きました」

――夏のキャンプでやって良かったと感じる取り組みはございますか。
 「走り込みと特守で体力への苦手意識を克服できました。リーグ戦の約2ヶ月間を走り抜くには体力が必要だと思うんで自信を持って臨みます」

――秋季リーグ戦を控えた今の心境はいかがですか。
 「春が自分にとってはデビューシーズンで、たまたまうまくいった部分が大きくて。春だけだったよなって思われるのだけは本当に嫌だなという気持ちでいっぱいです。春を超える活躍ができればいいなと思います」

――理想の投手像はございますか。
 「先発で考えているという話だったんですけどうまくいかなくて。わがまま言っていられないので、抑えで」

――4年生の先輩方とはラストシーズンとなりますが、投手陣の先輩方との団結力はいかがですか。
 「競い合っている中ではありますけど普段の練習から和気あいあいとしていて、4年生がすごく優しいっていうのが仲の良さの秘訣(ひけつ)です」

――ご自身の野球をする上でのモットーを教えてください。
 「今まで関わってくださった方々の自慢のネタになることが自分のモットーです。注目度の高い舞台でプレーさせてもらっているので、自分の活躍が少しでも多くの人に届くように努力しています」

――秋に向けての意気込みをお願いします。
 「2期目のジンクスに陥らずに、フレッシュさで流れを持っていくみたいなピッチングをしたいなと思っています」

――ありがとうございました。

[小松錦葵]