
(24)シーズン後インタビュー 元榮愛子
今シーズンも銀盤を彩った選手たち。日本学生氷上選手権(インカレ)では惜しくも2年連続のアベック優勝は逃したものの、チーム力は健在。各自の目標に向けて、チーム一丸となって一冬を戦い抜いた。本記事ではシーズン後の選手たちの声をお届けする。
(このインタビューは3月5日に行われたものです)
第2回は元榮愛子(商1=目黒日大)のインタビューです。
――今シーズンはどんなシーズンでしたか。
「(試合を重ねるにつれて)どんどんうまくなっていきたかったのに、どんどん下手になってしまったシーズンだったと思います」
――この1年で成長した部分はありますか。
「全体的にはうまくいかなかったなと思うのですが、昨シーズンは試合に出ていなかったので、少し試合勘は戻ったかなという感じです」
――1年を通して見つかった改善点はありますか。
「(試合を重ねるごとに)どんどんジャンプも跳べなくなってしまったので、ジャンプを来シーズンは跳べるようにしたいなというのと、ジャンプ以外のスピンやステップとかスケーティングの面でも少し下手になってしまったので、やはり全体的に改善しなければいけないなと思います」
――スピンもあまり手応えがなかったのですか。
「今シーズンは回転が遅かったのと、ポジションなども簡単にしていたりしていて、レベルも結構落としてしまっていたのでそこが(うまくいっている時と)違ったかなと思います」
――体を大きく使っている印象があるのですが、意識していることはありますか。
「確かに身体は大きく使おうかなと思っているかもしれないです。もともと背が低かったので、背が低い時はやはり大きく見せなければいけなくて、小さい体を大きく見せる感じのイメージが残っているのかなという感じです」
――今シーズン一番良かったと思うのはどの試合ですか。
「東日本学生選手権(以下、東インカレ)です。一応全部のジャンプ立てたので、あと3回転ルッツも東インカレでしか跳べていなくて、それが一番うまくいったかなと思います」
――東インカレや日本学生氷上競技選手権(以下、インカレ)にも出場されていましたが、インカレの雰囲気はいかがでしたか。
「明大のみんながすごく応援してくれて、高校の時は自分一人しかいなかったので。だからあんなに応援されたことはなかったのですごくうれしいなっていう感じです。堀見華那(商3=愛知みずほ大瑞穂)ちゃんがみんなの名前が入ったうちわとかを、お正月とかに作ってくれて、優しいなって」
――インカレなどで明大を背負う機会も多かったと思いますが、意識していたことはありますか。
「頑張りたいっていう思いはすごく強かったのですが、インカレはすごくだめで、すごく足を引っ張ってしまったので。自分一人の大会でもすごく悲しみとか、申し訳なさで心の中がいっぱいになりました」
――今後プログラムに入れていきたいジャンプはありますか。
「本当は3回転―3回転のコンビネーションジャンプとか、ジャンプは今3回転が2種類しか入っていなくて、もっと種類を増やしたいと思っているのですが、今は(プログラムに)入っているジャンプもあまり良くないので、もう少し頑張りたいという気持ちもあります」
(24)シーズン後インタビュー 元榮愛子
フィギュアスケート2024.03.20
今シーズンも銀盤を彩った選手たち。日本学生氷上選手権(インカレ)では惜しくも2年連続のアベック優勝は逃したものの、チーム力は健在。各自の目標に向けて、チーム一丸となって一冬を戦い抜いた。本記事ではシーズン後の選手たちの声をお届けする。
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(このインタビューは3月5日に行われたものです)
第2回は元榮愛子(商1=目黒日大)のインタビューです。
――今シーズンはどんなシーズンでしたか。
「(試合を重ねるにつれて)どんどんうまくなっていきたかったのに、どんどん下手になってしまったシーズンだったと思います」
――この1年で成長した部分はありますか。
「全体的にはうまくいかなかったなと思うのですが、昨シーズンは試合に出ていなかったので、少し試合勘は戻ったかなという感じです」
――1年を通して見つかった改善点はありますか。
「(試合を重ねるごとに)どんどんジャンプも跳べなくなってしまったので、ジャンプを来シーズンは跳べるようにしたいなというのと、ジャンプ以外のスピンやステップとかスケーティングの面でも少し下手になってしまったので、やはり全体的に改善しなければいけないなと思います」
――スピンもあまり手応えがなかったのですか。
「今シーズンは回転が遅かったのと、ポジションなども簡単にしていたりしていて、レベルも結構落としてしまっていたのでそこが(うまくいっている時と)違ったかなと思います」
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「確かに身体は大きく使おうかなと思っているかもしれないです。もともと背が低かったので、背が低い時はやはり大きく見せなければいけなくて、小さい体を大きく見せる感じのイメージが残っているのかなという感じです」
――今シーズン一番良かったと思うのはどの試合ですか。
「東日本学生選手権(以下、東インカレ)です。一応全部のジャンプ立てたので、あと3回転ルッツも東インカレでしか跳べていなくて、それが一番うまくいったかなと思います」
――東インカレや日本学生氷上競技選手権(以下、インカレ)にも出場されていましたが、インカレの雰囲気はいかがでしたか。
「明大のみんながすごく応援してくれて、高校の時は自分一人しかいなかったので。だからあんなに応援されたことはなかったのですごくうれしいなっていう感じです。堀見華那(商3=愛知みずほ大瑞穂)ちゃんがみんなの名前が入ったうちわとかを、お正月とかに作ってくれて、優しいなって」
――インカレなどで明大を背負う機会も多かったと思いますが、意識していたことはありますか。
「頑張りたいっていう思いはすごく強かったのですが、インカレはすごくだめで、すごく足を引っ張ってしまったので。自分一人の大会でもすごく悲しみとか、申し訳なさで心の中がいっぱいになりました」
――今後プログラムに入れていきたいジャンプはありますか。
「本当は3回転―3回転のコンビネーションジャンプとか、ジャンプは今3回転が2種類しか入っていなくて、もっと種類を増やしたいと思っているのですが、今は(プログラムに)入っているジャンプもあまり良くないので、もう少し頑張りたいという気持ちもあります」
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――今シーズン悔しい思いをした試合はありますか。
「インカレはもちろん悔しかったのですが、練習から全然跳べていなかったので。(練習の時から)跳べていたものが出せなかったなと思ったのは東京選手権とか東日本選手権だったかなと思います」
――1年間明大のスケート部として活動していていかがでしたか。
「やはりみんながうまくて、合宿とかもかなり多い練習量で、みんなうまい中でもジャンプだけじゃないというか、本当にきれいで美しいという感じでした。その中でも、同期なのですが、菊地竜生(政経1=目黒日大)くんが合宿でもずっとずっと動いていて、曲かけの最後の方でもジャンプとかもバシバシ跳んでいてすごいなと思いました」
――全日本選手権はご覧になりましたか。
「もうみんなすごいっていう、もうそれだけです。すごいしうまいって感じです。(来年以降出場したいという思いはありますか。)いつも出たいなとは思いますが、今の自分の感じだと、そうですね、でも最終的にはやはり出たいなと思います」
――明法オンアイスの雰囲気はいかがでしたか。
「すごくみんなが支えてくれるという感じで、振り付けとか覚えるのが多くて、グループナンバーの練習も結構あったのですが、自分一人だけかなり覚えるのが遅くて、ダンスも下手くそだったのですが、教えてくれたりしてみんなすごく優しいし温かいという雰囲気でした。同じリンクの吉野汐香ちゃん(法大)が夜練の後、1時間くらい教えてくれて優しかったです」
――フィギュアスケートとダンスは感覚が違うのですか。
「みんなはすごくうまかったのですが、ヒップホップというかそういう感じのダンスだったので、ロボットみたいになっちゃって(笑)、下手でした私(笑)」
――個人ではSP(ショートプログラム)を披露されていましたが、試合の時と意識を変えた部分はありますか。
「練習では結構ジャンプが跳べなくて落ち込んでいたのですが、でもエキシビションだからもうきれいに滑ることを第一に考えた方がいいなと思って、跳べなかったらジャンプの回転を下げようかなみたいに思ったりもしました」
――来年以降も明法オンアイスに出場したいですか。
「もうぜひお願いしたいです(笑)」
――明法のパンフレットのサインがひらがなで「もとえ」だったと思うのですが、理由はありますか。
「私サインとかあまり書いたことがなくて、一応名字書いとこうという感じで(笑)、それで元榮の『榮』って(漢字が)難しくてひらがなにしました」
――大学生活の方は1年間いかがでしたか。
「本当あっというまというか、休みがかなり長くて夏とかは。だからすぐ過ぎちゃったって感じです。秋はまだ成績が出ていなくて、春学期は全部(単位)取れました。(ゼミ試なども受けましたか。)自分のゼミは一学年に40人くらいいて、人数が多いのでお友達ができるか不安です(笑)」
――来年は後輩も入ってくると思いますが、心境はいかがですか。
「早すぎるなという感じです。あとは、後輩ができるのが少しうれしいという気持ちです」
――来シーズンのプログラムは決めていますか。
「SPは多分変えなくて、FS(フリースケーティング)は変えようと思っていますが、まだ作っていません。SPは去年作って、まだ全然踊りこなせていないところがあるのでやろうと思っていてFSは高2くらいから使っていて、結構長く使ったから変えていいかなという感じです」
――新しくするFSのイメージは何かありますか。
「(これまでは)白鳥の湖のブラックスワンですごく激しかったので、少しゆったりめのしっとりした感じにしようかなというのがあります」
――来シーズンの目標を教えてください。
「今シーズンはどんどん下手になってしまったので、来シーズンは上がっていけるように、試合ごとにうまくなっていけるようにしたいなと思います」
――今シーズン応援してくださったファンの方々にメッセージをお願いします。
「今シーズンはうまく演技できず、インカレもみんなの足を引っ張ってしまって本当に申し訳ない気持ちだったので、来シーズンは成長していけるように頑張りたいなと思います。ありがとうございます」
[堀口心遥]
(写真は本人提供)
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