
(113)大学野球引退インタビュー 堀内祐我内野手

(この取材は11月7日、電話にて行われました)
堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)
――リーグ戦を振り返っていかがでしたか。
「なかなか思うようにいかなかったリーグ戦だったかなと思います、久しぶりに。(個人としては)結構苦しいリーグ戦だったので、あまりチームに貢献できなくて悔しかったですね」
――法大2回戦では猛打賞を記録しました。
「2勝しないと優勝が消えるっていう試合で気持ちも入っていましたし、そこでいい結果が出たので、個人としては良かったです」
――守備の方はリーグ戦を通していかがでしたか。
「そんなに良かったわけではないんですけど、あまりひどいようなこともなかったので、まあまあかなと思います」
――リーグ戦期間中、4年生として意識していたことはございますか。
「来年にいい形で後輩たちがいけるように。やりやすい環境というか、色々声掛けたりとか。来年の新チームの準備になるようなことはしていたかなと思います」
――2季連続のベストナインを受賞されました。
「最終戦、法政の3試合目でもう一回猛打賞とか打ってたらもしかしたらあるかなと思っていたんですけど、打てなかったので、諦めていました。まさかでしたね」
――この1年間を振り返っていかがでしたか。
「日本一を目指してやってきたんですけど、それを達成できなくて悔しかったんですけど、でもやってきたことに悔いはないです」
――「悔いはない」というのはどの部分でしょうか。
「1年間、全力を尽くした結果だったので。なんて言うんですかね、後悔する部分はないかなと思います」
――副将としての1年間はいかがでしたか。
「副将として、キャプテンの近くで動いてて、キャプテンの大変さとかはすごい感じましたね。プレーとかのやることはあまり変わらなかったですね」
――上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)とは高校時代からの仲だと思いますが、ドラフトはいかがでしたか。
「個人的にもプロ野球に行ってほしかったですし、まあちょっと関東と東海で離れてしまうので、もうちょっと近くのチームに行ってほしかったなというのはあります(笑)」
――4年間を振り返っていかがですか。
「1、2年生の頃はちょっと長いなと思って日々を過ごしてたんですけど、終わってみたらあっという間だったなって感じです。充実してる4年間でした」
――野球をやめたくなることはございましたか。
「やっぱり結果が出なかったり、ミスしたらもうやめたいと思うんですけど、それを思ってても仕方ないな、しょうがないなというのは最近思って。それを感じています」
――自分の中で一番満足度が高かった時期を上げるとしたらいつ頃になりますか。
「3年生ですかね。3年生の1年間だと思います。試合にも出始めた頃で、一番自分でも変われたのかなと思います」
――一番印象に残っている試合を教えてください。
「やっぱり3年春の初めて優勝したときですね。蓑尾さん(海斗捕手・令5文卒=現Honda熊本)の犠牲フライで決まったやつです。ホームに帰ってきて、まあ思い出というか一番記憶に残る試合だったかなと思います」
――4年間で一番成長した点はどこだと考えていますか。
「いろいろありますけど、野球以外の部分ですかね。日頃の生活というか、人としての部分、人間性の部分かなと思います」
――明治に来て変わった部分はございましたか。
「やっぱりうまい選手がたくさんいて、上には上がたくさんいるので。そこに追いつき、追い越そうって思えたのは大きかったですね」
――宗山塁選手(商3=広陵)とは1年間二遊間を組みました。
「送別会の時にも、『村松さん(開人選手・令5情コミ卒=現中日ドラゴンズ)と自分と組んで良かった』ってあいつも言ってくれたので、来年は誰と組むのか分かりませんけど、二遊間でまたうまくやってくれたらいいかなって、やってほしいなと思っています」
――期待している後輩はいらっしゃいますか。
「そうですね、1年の友納くん(周哉内野手・文1=福岡大大濠)には期待してます。フレッシュとかでも活躍していましたし、試合に出れるんじゃないかなと思っています」
――大学では主にセカンドを守られましたが、社会人野球でショートに再挑戦したい気持ちなどはございますか。
「そうですね、やれと言われたところをやるしかないとは思っています。それがサードとかショートとかでもしっかりこなせるように、今の時期から練習をしっかりしていきたいです」
――明大で学んだことで社会人になっても生かしていきたい部分はございますか。
「そうですね、やっぱり人として社会に出ても恥ずかしくないようにっていう部分で4年間鍛えられたので、そこですね」
――最終的な野球人生の目標を教えてください。
「この2年、これからの2年間は勝負だと思います。結果を出してプロに行けたらいいなと思うんですけど、野球はどんな形でも続けていきたいなと思っています」
――最後にファンの方へ何かあればお願いします。
「これからも野球を続けるので、これからも応援お願いします!」
――ありがとうございました。
[伊藤香奈]
関連記事
RELATED ENTRIES