
(106)秋季リーグ戦後インタビュー 飯森太慈外野手

(この取材は11月10日、電話にて行われました)
飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)
――今季を振り返っていかがですか。
「本当にチームとしても自分としても悔しいシーズンになりました」
――2位という結果をどのように受け止めていますか。
「ここまでうまくいき過ぎていたというところはあるので、そこまで受け止められないわけじゃないですけど、久しぶりに優勝できなかったので悔しいです」
――今季を通して見えた課題はございますか。
「いや本当に全部ですね。盗塁数も減りましたし、打てなかったので。もう野球における全てにおいてレベルアップが必要だなと思います」
――打撃は後半戦にかけて安打が出ない試合が続きました。
「早稲田戦の3試合目からやはり自分の気づかないところでバッティングが崩れていたんだなって思います」
――今年度のチームはどのような特徴がありましたか。
「今季のチームは圧倒的な個の力で、シンプルにそれぞれのレベルが高くて強かったんですけど、秋はそれが逆に誰も出せなかったから負けたのでシンプルな感じですね」
――4年生はどのような存在でしたか。
「経験豊富で場慣れしているというか、4年生の安定感がすごかったので自分たちが安心して試合に出られたっていうのはすごい大きかったですね」
――4年生が抜ける来季に向けて不安などはございますか。
「来年のチームは一気にがらっと全部変わるので、逆にここで優勝ができなかったことをプラスに捉えて、もし優勝していたら5連覇を狙って優勝しなきゃいけないので。来年は先発が2人とも変わりますし4番も変わるので、正直どうなるか全然わからない状況なので挑戦者としてリーグ戦を戦えるのはプラスなんじゃないかなと思います」
――副将に就任されましたが、心境はいかがですか。
「キャプテンはもう間違いなく存在感が大きくなったりするのは当たり前なので、どれだけキャプテンを支えていけるかが結構大事だと思っているので、自覚と責任を持って頑張りたいと思います」
――理想の副将像のようなものはございますか。
「そうですね、肩書きがあるだけの副キャプテンにはなりたくないです。肩書きがあるだけじゃなくて、まとめるのがキャプテンだけにならないように存在感を持ってやっていきたいです」
――明治ファンにメッセージをお願いします。
「今年はいい姿もそうでない姿も見せたと思うんですけど、来年はファンの皆様が期待している姿を神宮でしっかりと見せられるように、冬から頑張っていくので、また応援よろしくお願いします」
――ありがとうございました。
[久和野寛人]
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