
(90)石原勇輝投手 指名後記者会見/プロ野球ドラフト会議

石原勇輝投手(商4=広陵)が東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けた。緩急を駆使したピッチングが魅力。最終学年では先発・中継ぎ・抑えどの立場も経験するなどフル回転の働きを見せた。その活躍ぶりが評価され、見事にプロへの切符を手に入れた。
――ヤクルトのイメージを教えてください。
「アットホームな感じがして、とても選手がやりやすい環境があるチームだと思います」
――投手陣で最初の指名となりました。率直な思いを聞かせてください。
「まず、蒔田(稔投手・商4=九州学院)、村田(賢一投手・商4=春日部共栄)よりも早く選ばれるとは思っていなかったので、驚いた気持ちと、素直にうれしい気持ちがあります」
――この1年間で成長が見られましたが、その要因を教えてください。
「3年春にリーグ戦で投げさせていただいたんだんですけど、その時にちょっと不甲斐ない成績になって、そこからピッチングコーチの西嶋さんと、一からフォームとか球とかやっていこうという話をして、そこから自分の中でも徐々に調子が上がってきたので3年春が自分の分岐点だと思います」
――どのような選手になりたいですか。
「理想像はストレートでどんどん押していって、空振りの取れる投手になりたいと思っています。田口投手を参考にさせていただきたいです」
――指名された瞬間は少し目が潤んでいるようにも見えたのですが、どのような気持ちですか。
「高校時代同級生だった高太一投手(大商大)より後に名前が呼ばれて高よりも早く名前が呼ばれたかった気持ちもあるのですがそこは実力不足で仕方ないと思っているのですが、ヤクルトスワローズに3位で指名されたことは本当にうれしいです」
――東京ヤクルトスワローズは馴染みのある神宮球場が本拠地だと思いますがいかがですか。
「一番投げている球場でもありますし、投げやすい球場でもあるので投げやすいというイメージがあります」
――セリーグにはたくさんの強打者がいると思いますが、対戦したい打者を教えてください。
「特にいないですが、セリーグの打者はパワフルな打者が多いのでしっかり抑えていきたいと思います」
――高投手とは事前に会話などはございますか。
「連絡したり電話をして二人でこの日が楽しみという話をしていました」
――改めて二人指名というのはいかがですか。
「本当にうれしいです。2人とも選ばれたので、うれしいです」
――明大に入学後、技術的にと人間的に成長した部分があれば教えてください。
「技術的に成長したところは、コントロールが悪かったんですけど、そこが改善されてツーボールとかスリーボールからもストライクを取れる変化球が増えたところです。人間的には明治大学が大切にしている人間力の部分、例えばスリッパを揃えるであったり、報告連絡相談をしっかりできるようになったかなと思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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