(89)上田希由翔主将 指名後記者会見/プロ野球ドラフト会議

2023.10.27

 上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)が千葉ロッテマリーンズから1位指名を受けた。1年次から中軸として活躍した上田。本職の三塁に加え、一塁、二塁、外野を兼任するユーティリティ性も高い評価を受けた。プロでも活躍が期待される上田の指名直後の声をお届けする。

 

 「上田希由翔です。本日はお忙しい中足を運んでいただきありがとうございます。今の心境としては、ほっとしているという気持ちでいっぱいです。千葉ロッテマリーンズさんは本当にたくさんの人から愛されている球団だと思いますし、チームやコーチ・監督ともにレベルの高い環境でプレーさせていただけるので、そこで自分の持ち味を精一杯出せると良いなと思います」

 

――ご自身の名前が呼ばれたときに、『ほっとしていた』と仰っていましたが、チームメイトからは声が上がっていました。その声を聞いての心境をお聞かせください。

 「自分もずっと緊張していたので、名前を呼ばれて安心していますし、同期からこうやって喜んでいる声を聞くと、良かったなと思います」

 

――ご自身のアピールポイントを教えてください。

 「やっぱり勝負強いバッティングというのは自分の中で自信持って試合でも取り組んでいますし、率を残して安定的なバッティングができるというのも自信があるので、それをしっかり生かしていければなと思います」

 

――対戦したい選手はいらっしゃいますか。

 「そうですね、高校の時に対戦して打てなかった宮城選手だったり、本当にパリーグはレベルの高いピッチャーがいるので、それを打ち返したいなという気持ちです」

――千葉ロッテマリーンズに指名されたという事で、吉井監督のイメージを教えてください。

 「WBCの投手コーチもやっていて、自分が画面越しに見ただけの印象にはなってしまうのですが、選手とたくさんコミュニケーションを取って、なおかつ信頼もされている存在というか、接しやすいチーム環境で、たくさんコミュニケーションを取りながら自分も千葉ロッテマリーンズさんで成長出来たらなと思います」

 

――ロッテといえば熱い応援が有名ですが、何て呼ばれたいかなどはございますか。

 「希由翔っていうのは中々いないというか、珍しい名前なので、今までも希由翔っていう中々いない名前でたくさんの人に覚えられてきたので、下の名前で呼んでほしいという思いはあります」

 

――これで明大からは14年連続で指名されることになりました。そこについては、伝統を守れたというのもあると思いますが、どう思われますか。

 「こうやって、一つ一つつなげていけたというのはとてもうれしい事です」

 

――たくさんの先輩がいると思いますが、その中で尊敬している方はいらっしゃいますか。 

 「やはり3年間一緒にやらせていただいた村松さん(開人選手・令4情コミ卒・現中日ドラゴンズ)だったり、2年間一緒にやらせていただいた丸山さん(和郁選手・令3商卒・現東京ヤクルトスワローズ)だったり、自分が大学生活現役の時もたくさん声を掛けていただいて、相談もさせていただいたので、プロ野球という世界に入っても、いろんなことを学んでいけたらなと思います」

 

――千葉県の印象と千葉の好きなところを教えてください。

 「あまり行ったことはないのですが、ディズニーランドに何度か行かせていただいたことと房総半島があるのでそのような自然豊かな場所に行ってみたいなというのがあります」

 

――千葉ロッテマリーンズの選手で目標としたい選手はいらっしゃいますか

 「安田選手や大学の先輩でもある岡(大海・平成25政経卒・現千葉ロッテマリーンズ)選手のように勝負強い選手になるというのは目標としてもあるのでチャンスで一本打てたり、守備、走塁というのをやっていけたらなと思います」

 

――ありがとうございました。

[硬式野球部担当一同]