
(87)法大戦事前インタビュー② 内海貴斗内野手、篠木健太郎投手

(この取材は9月6日に行われました)
内海貴斗内野手
――昨季で印象に残っている試合はございますか。
「早稲田戦の4回戦、9回表に自分がホームランを打った場面っていうのは本当に印象に残っています。きつい練習もいろいろやってきたので、本当に頑張ってきて良かったなと思えました」
――昨季は4番として試合に出られていましたが、打席で意識していたことはございますか。
「チームの中軸だったり核だったりするので、中途半端な戦いだったり、自分がチームに悪影響を与えないような立ち振る舞いだったりを意識していたので、常に自分は全力でバットを振ることを意識して打席に立っています」
――この夏はどのようなことを中心に取り組まれましたか。
「パワーもそうですし俊敏性であったり、バッティングが持ち味なのでもうちょっと正確性を出すために、振るのもそうですし、ウエートトレーニングとかそういうのも重点的にやりました」
――自分の持ち味を教えてください。
「勝負強いバッティングっていうのが自分の持ち味なので、チームに求められている場面で1本ヒットやホームランが打てるところが自分の持ち味かなと思います」
――今季がラストシーズンですが、ここまでを振り返っていかがでしたか。
「1年生から3年生まで自分の力不足でほとんど試合に出れなかった部分があって、4年生の春からしかほぼ出ていないんですけど濃い4年間だったというか、本当にきつい中でも頑張ったのが4年春に結果としてベストナインを取れたので、この秋、結果というよりかは楽しんで終わりたいなと思います」
――今季の明大の印象はいかがですか。
「昨年から強かったし、出てる選手もそんなに変わってなくてすごくいい選手がたくさんいるので、層が厚いというか、抜け目のない打線だったり、ピッチャー陣もすごいですし、 戦ってて1番嫌だなって思います」
――明大で警戒している選手はいらっしゃいますか。
「リーグ戦で当たってないんですけど、自分が左バッターなので、石原(勇輝投手・商4=広陵)だったり久野(悠斗投手・商2=報徳学園)とか本当に村田(賢一投手・商4=春日部共栄)、蒔田(稔投手・商4=九州学院)だけじゃなくて、すごいピッチャーが何人もいるので、そういった隠れたピッチャーを警戒しています」
――今季の意気込みをお願いします。
「個性豊かな自分らのチームをこんなにまとめ上げてくれたキャプテン(今泉颯太主将)のためにがんばりたいと思っています。個人としては春も目標にしていた三冠王を狙いたいです」
――ありがとうございました。
篠木健太郎投手
――昨季を振り返っていかがでしたか。
「2位という結果で終わったので、非常に悔しい思いをしたシーズンだったなと強く思います。個人としては初めて納得のいくというか、満足はしてないですけど、納得のいくシーズンだったので、個人としては良かったなと思います」
――最優秀防御率のタイトルを取られました。
「一番はチームが勝つこと、優勝することを目標として自分の中でやっていたので、タイトル自体はうれしいですけど、自分としての目標は達成できてないのでこの秋頑張りたいなと思っています」
――タイトルを取れた要因は何だとお考えですか。
「今までの2年間と比較したら、自分から良くなるためのきっかけにアプローチするために、自分から色々と変えてアクションを起こせたということかなと思います」
――昨季で印象に残っている試合はございますか。
「早稲田と引き分けた試合と明治の自分が投げた2試合目です。早稲田の方が初めて10回投げて無失点だったのでそこで印象に残っているのと、明治さんの時は、初回に塁(宗山塁内野手・商3=広陵)くんに打たれて負けてしまったので悔しいです。ずっと塁くんに打たれているので悔しいです(笑)」
――この夏はどのようなことを中心に取り組まれましたか。
「夏は三振数を増やすことに取り組んで、そうなると球数増えるんですけど、それに耐えられるように体をつくりました」
――オールスターにも出られましたが明大の選手と交流はございましたか。
「チームは違ったんですけど、アップの時にそっちのチームに行ったりして、結構仲良くさせてもらいました。蒔田さんとかも仲良いし、菱川(一輝投手・文2=花巻東)とはオールスターで仲良くなりました」
――先発としてマウンドで意識していることはございますか。
「去年の秋に自分は中継ぎをやっていたんですけど、やっぱり先発で上がる以上は長いイニングを投げて、それプラスでチームを勝ちに導けるように自分ができることをしっかりやることを意識しています」
――今季の法大のキーマンとなる選手は誰だとお考えですか。
「吉鶴(翔瑛投手)ですね。今のところ先発やったり、抑えをやったりで大変だと思うんですけど、やっぱり高校からずっと一緒に頑張ってきて、あいつならもっとできると思うのでそういった点でまだまだ期待を込めて一緒に頑張ろうってことで選びました」
――今季の目標をお願いします。
「春に目標にしていた各大学から1勝ずつ必ずするっていうのが春はできなかったので、そこをまず達成できるように。その中でまたタイトルを狙える位置に自分がいけたらいいなと思います」
――ありがとうございました。
[佐藤あい]
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