
(85)慶大戦 選手コメント①/東京六大学秋季リーグ戦

(この取材は10月17日~19日、電話にて行われました)
石原勇輝投手(商4=広陵)
――慶大3回戦を振り返っていかがですか。
「初回に村田(賢一投手・商4=春日部共栄)が打たれて、『村田がダメだったらすぐに行くぞ』というのは試合前から言われていたので、心の準備と体の準備はできていました。その前の試合で投げられなかったので、その悔しさをぶつけてやろうと思っていました」
――良かった点を教えてください。
「自分の持ち味である三振を取るというのが、結果として出ていてそこが良かったと思います。最後の水鳥(遥貴内野手・慶大)に打たれて1失点してしまったので、そこは少し反省点かなと思っています。(三振を取れた要因は)その日はカーブが良くて。カーブとチェンジアップを軸に投球が組み立てられたことが三振を取れた要因かなと思っています」
――石原投手は先発の際は打たせて取る、中継ぎの際は三振を取るという傾向が見られます。
「先発はゴロとかフライとか打たせて取らないと、守備からのリズムで攻撃につなげたいというのもありますし、三振ばかり狙っていても自分の体力がなくなって疲れるだけなので、先発ではそういうことを心がけています。中継ぎは試合の流れを左右する大事なピッチャーだと自分は思っているので、三振などチームに勢いをつけられる投球を心がけています」
堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)
――慶大1回戦では1打席目で安打を放ちました。
「チーム初ヒットですよね?(そうです)チームとしては攻撃がうまいこといっていない中だったので、とりあえずなんとか1本出て良かったです」
――2回戦はロースコアの展開になりましたが、守備で意識していたことはございますか。
「いつ飛んでくるかわからないので、最後まで気が抜けないというか。常に準備はしていました」
――結果的には3試合を通じて外丸東眞投手(慶大)を打ちあぐねる形となりましたが、対策はいかがですか。
「コントロールが良く追い込まれると難しくて、初球で変化球を取りにいく形だったので、そこを狙っていこうというのはありました。ただ球が細かく逃げていったり、食い込んできたりが多くて、そこに苦しめられました」
蒔田稔投手(商4=九州学院)
――2回戦の登板はどのような意識で臨まれましたか。
「慶應は打線が好調で勢いとかはあったので、それをどうにかして止めていこうと。投げていく中でも打線の勢いみたいなものを感じたのですが、粘りのピッチングというか、要所でいい所に投げられたりインコースに投げ切れたりしていたというのはよかったと思います」
――廣瀬隆太内野手(慶大)からは3三振を奪いました。
「1打席目はフォークが抜けた感じにはなったのですが、結果として抑えることができましたし、やはりインコースを突いた結果、相手が迷ってくれたのでよかったです」
――降板後、ベンチで先頭に立って声を出していたのが印象的でした。
「投げた後の態度というのは大事なので、チームのためにしっかり声を出して応援しました」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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