
(82)立大戦 選手コメント②/東京六大学秋季リーグ戦

(この取材は10月2日~11日、電話にて行われました)
浅利太門投手(商3=興国)
――2回戦は7回表2死満塁の場面で登板しました。
「本来7回頭から投手交代がある予定でしたが、振り返ると少し浮き足立ってしまっていたと思います。気持ちが入り過ぎたこともあり、投手不利のカウントになりましたが、思い切ってゾーンで勝負することができたのは良かったと思います」
――今季の浅利投手の投球には必要以上の力みがないように感じます。
「自分はあまりコントロールが良い方ではないですし、狙いにいっても三振を取れることはあまりありません。逆にとにかく腕を振ってストライクゾーンに自分のボールを投げることを強く意識しています」
飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)
――前半戦が終了しましたがチームの課題はございますか。
「前半戦は勝たなきゃいけない相手だったところもあって、そこをしっかり勝ち切れたのはあるんですけど、ここから2カードが勝負というのはチーム全員が思っていたことなので、ここからが本当の勝負と思ってやりたいと思います」
――次戦に向けてはどのようなプレーをしたいですか。
「少し自分のバットが冷めているので、何とかここで打って1番打者なのでチームに勢いをつけられるようなバッティングをしたいです」
直井宏路外野手(商3=桐光学園)
――立大戦2試合を振り返っていかがでしたか。
「2試合で勝ち点取れたので、そこは良かったと思うんですけど、やっぱり自分の成績は全然ダメだったので悔しさはあります。自分のペースに持ち込めなかったというか、消極的だったなと思います」
――次戦の慶大戦で明大が勝つためのポイントは何だと考えますか。
「しっかり守備から流れを作って、ピッチャーも良いんで、そんな簡単には点取れないと思うのでワンチャンスでしっかり点を取れるようにというところかなと思います」
――慶大戦に向けた意気込みをお願いします。
「明治はここまで勝ち点3で来て、すごい大事な試合だと思うのでチームの勝利ために自分ができることを全うしたいなと思います」
宗山塁内野手(商3=広陵)
――早大戦から中4日という日程でした。
「リーグ戦期間中の平日に関しては、火曜日は全体練習がオフなのでそこでメンタル面含めてリフレッシュできるよう意識しています。試合までにやるべきことをしっかりできていれば良いので、オフの日は練習の強度を落とすなどして回復に集中しています」
――2回戦あたりから打席で構えた際に右足を開かない、クローズ気味のスタンスに微調整されていましたが、その意図を教えてください。
「自分の感覚として打ちに行った時に右肩が(内側に)入り過ぎてしまうと感じていたので、バットを出しやすいようにスタンスを調整しました」
――チーム全体として身体的な強さで相手を上回る場面が随所に見られました。
「チーム全体として下級生のうちはウエイトに取り組む日が決められていて、そこでトレーニングの習慣を作ります。例えばリーグ戦を戦う中で、体重が落ちたことでパフォーマンスが下がるというのは怖いことですから、トレーニングに関しては全員が意識を持って取り組んでいるのが要因のひとつだと思います。自分はその上でアスリートとして体に良くない食品やその成分についての情報を個人的にですが集めるようにしていて、良くないとされるものに関してはあまり口にしないようにしています」
小島大河捕手(政経2=東海大相模)
――昨季に比べて捉えている打球が増えていますが、振り返っていかがですか。
「春季リーグ戦を経験してもっとやらなくてはいけないと思い練習をしてきたので、振る力や一球で捉えるというのはこの夏に意識して取り組んだことなのでそれがいい方向に向いていると思います」
――立大2回戦では5番打者として出場しました。
「どこの打順でも自分のやることは変わらないので、どの打順でも場面に応じた打撃をしたいと思います」
――次戦の慶大戦でカギになることを教えてください。
「相手を意識することなくやりたいのですが、昨季に苦戦した相手なのでそう簡単にはいかないと思うので投手陣の粘り強さが重要になってくるかなと思います」
久野悠斗投手(商2=報徳学園)
――報徳学園高時代の同級生・北田峻都選手(立大)を打ち取りました。春季リーグ戦では四球でしたが、リベンジを果たした気分はいかがですか。
「2球目で終わるとは想像しなかったので、『あれ?』とは感じました(笑)。まあ本人とも結構連絡を取っていて、ここ抑えないといけないなとは思ったので、結果的には、榊原(七斗外野手・情コミ1=報徳学園)の方に飛ばしてしまって、満足かなと思います」
――収穫と課題はいかがですか。
「村田さん(賢一投手・商4=春日部共栄)が2点にうまくまとめて抑えたのですが、結構打ち込まれて、髙須(大雅投手・法2=静岡)もちょっと打たれたので、自分はどうしようかなと、いろいろ考えながらブルペンに入っていました。普段はいつもコントロールを丁寧に意識しているのですが、立大戦に関しては点差が開いた場面でもあったので、もうゾーンにどんどん押していく、ストレートで押していくという、最近ではあまりやらなかったスタイルで投げたかなと思うので、まあ良かったなと思います」
宮田知弥内野手(商2=横浜)
――第1打席での適時打を振り返っていかがですか。
「チームとして先制点が欲しいというのもあり、チャンスで回ってきた打席だったので、初球から甘いボールが来たら振っていこうと決めていました。初球は変化球がボールになり、2球目もストレートが抜け自分の有利なカウントになったので、チャンスボールに対してしっかりと準備ができていたと思います」
――反省点はありましたか。
「1打席目は自分の中でも整理ができていたのですが、2、4打席目はその回の先頭というのもあって。例えば『何を張っていくのか』とか、打席に入る前の頭の整理というのが十分にできていませんでした。そのまま打たされてしまい自分のスイングができない打席があったので、そういったものはなるべく少なくしていきたいと思っています」
榊原七斗外野手(情コミ1=報徳学園)
――2番でのスタメンはこれで3試合目。手応えはいかがでしょうか。
「いや、まだまだなところばかりです。立教戦は回の先頭打者で出ることが多く、そんな中凡退が続いたので。宗山さんがランナーいない状況で打席入るっていうのはもったいないですし、自分が打てば活気づくと思うので、正直自分はもっと出塁していきたいという思いです」
――現時点でご自身の課題はありますか。
「バッティングです。出塁率を上げるというところと、立教戦は絞った球を打てず、来た球を打っていたので、来た球に対して考えを持ったスイングを心がけて、根拠のあるバッティングにしたいなと思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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