
(69)東大戦 選手コメント②/東京六大学秋季リーグ戦

(この取材は9月12日~16日、電話にて行われました)
直井宏路外野手(商3=桐光学園)
――東大1回戦の本塁打を振り返っていかがでしたか。
「春の東大戦はボールを見すぎて積極性がなくなっていて、今回は初球から振っていこうと思っていたので初球を打てて良かったです。(打った時の感触は)結構捉えた感じはありました。ライトが結構後ろを向いて走っていたので『入ってくれ』と思いながら走っていて、でも入るとは正直思っていなかったのでびっくりしたのが勝ちました(笑)。春が始まる前にも言った通り大学で(本塁打を)1本打ちたいと思っていたので、それが開幕戦の大事な場面で出てとてもうれしかったです」
――東大戦で打撃が好調だった要因は何だと考えますか。
「まずは振らないと始まらないので、初球から振ろう、積極的に振っていこうというのが結果につながったのかなと思います。毎回東大はてこずるので、早めに先制できて良かったです」
――早大の印象はいかがですか。
「1戦目の加藤(孝太郎・早大)さんを崩さないと厳しくなると思うので1戦目が大事かなと思います。バッター陣もみんな振れるので、守りから攻撃につなげられればいいかなと思います。(警戒する選手は)オールスターとかでも尾瀬(雄大・早大)と話していたので、ポジションも同じですし負けたくないです」
飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)
――開幕カードを振り返っていかがですか。
「しっかりと勝ち切れたということはすごい良かったと思いますし、東大戦っていうのはどうしても苦戦してしまうところなのでチームとして勝てたことは良かったことだと思います。ただ内容としては正直いいものではなかったので、それをこの空き週で取り戻せるかになってくると思います」
――1番打者として初打席で安打を放ちました。
「やはり何事も1が大事っていうのは明治大学の一番の教えなのでそこに向けて準備できたことと、それでしっかりチームに勢いをつけられたことが良かったかなと思います」
――同学年の直井選手が2番にいますが意識されますか。
「別にそこは特に心境の変化というか、やることが少し2番と1番で変わったっていうのはありますけど、直井がどうこうっていうのはあまりないですね。直井とどっちが1番打てるかみたいなところがあるのでそこの勝負みたいな感じです」
宗山塁内野手(商3=広陵)
――夏季には大学日本代表としての活動にも参加されましたが、現在のコンディションや体調面はいかがでしょうか。
「体力的な面では全く問題ないです。これまでたくさん試合に出させていただいたことで、連戦の中でどうすればいい動きができるかという感覚が分かってきているのであまり心配することはないと思っています。早大戦前の空き週は、実戦練習を重ねると同時にランメニューを増やすことで、リーグ戦後半まで状態を維持できるようにあえて疲労感を作るという調整をしています」
――開幕週は前を打つ2番打者に直井選手が入りました。
「昨季までは飯森が2番に入っていたので、盗塁のタイミングを気にしながら打席に立っていた部分はあるのですが、直井が入ることで(1番打者の)飯森を進めた状態で打席に入れるようになりました。もちろん直井も盗塁ができる選手ですが、あまり気にしなくて良くなったことは大きな変化です」
小島大河捕手(政経2=東海大相模)
――東大戦2試合を振り返っていかがですか。
「まずは2勝して勝ち点を取れたのが大きかったのと、春季リーグ戦よりも成長した明大を見せられたかなと思います」
――東大戦を終えてチームの雰囲気はいかがですか。
「入りが難しいという中で2勝して勝てたというのもそうですし、2試合で1失点に抑えられたというのはバッテリーとしても良かったかなと思います。しかし守備のエラーであったりまだまだ成長していかなきゃいけない部分もあると思うのでそこはもう一度全員で意識を高く持ち、明日からやっていきたいと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「守備では相手を0に抑えることと打撃では勝負強さや相手の失投、甘い球を一球で仕留める準備をしっかりやり、チームが勝つために頑張っていきたいと思います」
大川慈英投手(国際2=常総学院)
――東大2回戦での初登板を振り返っていかがでしたか。
「3―1と2点差はあったんですけど、試合の状況的に1点もやれないなとは思ったので、そこはしっかり自分の仕事をやろうという気持ちでマウンドに上がりました」
――被安打1でしたが結果3人で抑えました。
「投げる前に先頭を切ろうっていうのをまず最初に考えていたので、先頭を出してしまったのは正直、自分の中ではあそこは出したくないなっていうのはあったんですけど、その後きっちり気持ちを切り替えて、盗塁が多い東大のランナーを気にしながらも、ちゃんと2人で抑えられたのは良かったかなと思います」
――背番号23と期待されていると思いますがいかがですか。
「自分が思ったよりも若い番号を頂いて、そこはすごい正直うれしい気持ちもあったんですけど、背番号関係なくちゃんと自分のやるべきことというか、任された状況においてできるだけチームに貢献できるかっていうところで考えていたので、そこまで重圧には感じず、いい緊張感で投げられたかなと思います」
岸本一心外野手(文1=横浜)
――コーチや先輩から言葉をいただきましたか。
「4年の斉藤(勇人外野手・文4=常総学院)さんから、結果は気にせずいつも通りのスイングをしてこいよと言われました」
――昨季は内海優太内野手(商1=広陵)と榊原七斗外野手(情コミ1=報徳学園)の活躍をどうご覧になっていましたか。
「最初の方は悔しいという感じはあまりなくて、すごいなと思って見ていましたが、最後スタメンで出ているのを見て、自分もいつかはスタメンとして出られるように頑張ろうと春のリーグ戦が終わるにつれて強く思うようになりました」
――4年間の目標を教えてください。
「今は1年生としてベンチ入りをさせていただいているので、ここから落ちることなくリーグ戦でベンチ入りして、首位打者やベストナインなどのタイトルを取れるような選手になりたいと考えています」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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