(68)東大戦 選手コメント①/東京六大学秋季リーグ戦

2023.09.22

(この取材は9月12日~16日、電話にて行われました)

 

上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)

――自身2度目の選手宣誓はいかがでしたか。

 「今回も石田朗(投手兼マネジャー・政経4=明治)と考えてやったので、お互いいいものができたと思って自信を持って臨めたし、自分もかまずにというか、普通に言えたので良かったかなと思っています。伝統とかを大事に、みたいな感じで考えたので、伝えていくということであったり、今まで築き上げてきたものを大切にという意味で作りました」

 

――空き週はどのような調整をされていますか。

 「思うようなプレーが東大戦ではできなかったですし、課題を潰せるように空き週はやっていました。上級生がしっかりして、この秋終わったら、新チームもすぐ始まっちゃうので、3年生がもっと引っ張っていけるような環境をつくりたいですし、4年生もラストシーズンなのでもう一回気合い入れてやっていこうっていう話はして、悔いなくというか、まずは一戦必勝で、先はあまり見ず、一戦一戦戦っていこうという話をして取り組んでいますね(具体的にこの3年生に頑張ってほしいという選手は)特に誰がというのはないです。本当に。宗(宗山塁内野手・商3=広陵)も頑張ってるし、太慈(飯森外野手・政経3=佼成学園)とか、宏路(直井外野手・商3=桐光学園)、加藤(巧也内野手・商3=大阪桐蔭)とかがもっとチームのためにというか、少しでも気持ちを強く持っていれば、もっといいチームになるのかなと思いますし、来年もいいスタートが切れるのではないかと思ってます」

 

――次は早大戦です。昨季は2戦目でホームラン、一方でエース・加藤投手(早大)からはヒットが出ていませんが、目標はございますか。

 「本当に自分が打てなくてもチームが勝てればいいし、自分が打ってもチームが勝たなきゃダメだと思うので、そうですね、まずは加藤を全員で倒せるようにやっていきたいですし、自分もチームのために貢献したいと思っています」

 

堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)

――初戦の2打席目で今季初安打が出ました。

「早いうちに1本は出しておきたかったので、とりあえずリーグ戦でヒットが出たのは、良かったかなと思います」

 

――下級生も多くベンチ入りしていましたが、4年生としてはいかがですか。

 「やっぱりいろいろ試していると思っていて。最初っていうこともあって、いろいろ試したり監督もしていると思います。中でも最終的に引っ張っていかないといけないのは4年生なので、下級生が出た場合にはしっかりとのびのびやらせられるように4年生が後押ししていきたいです」

 

――早大戦に向けてカギになる部分を教えてください。

 「やっぱり打線が良いと思うので、守備ももちろん大事になってくると思います。あとはどれだけ点数を取られてもこっちのバッターで取り返すというスタンスでいきたいです」

 

蒔田稔投手(商4=九州学院)

――2回戦で先発登板されました。振り返っていかがですか。

 「春はダメだったので秋はやはり試合をしっかりつくることを考えました。直球にしても変化球にしてももう少し上げられると思います」

 

――4回表には適時打も放ちました。

 「自分の前にツーアウトだったんですけど、ランナーが三塁だったので自分が一本打てば自分を楽にすることになるので良かったなと思います」

 

――6回裏の2死一、三塁の場面では全球ストレートで打ち取りました。

 「気持ちで押していこうというより、ふくらはぎがつったので、こうするしかなかったという感じですかね」

 

村田賢一投手(商4=春日部共栄)

――コンディション不良からどのような調整をされてきましたか。

 「とにかく治すことに専念した上で投げていこうということで時間は少し足りなかったですけど、早稲田戦には間に合います」

 

――下半身を気にしているしぐさも見られました。

 「下半身からやっぱり力を伝えるのでそこがうまくいってないというのがありました。下半身の問題なのかなとか思いながら投げていました。今は回復して、状態も良くなってきているので大丈夫だと思います」

 

――春が良い成績なので研究はとてもされると思います。

 「それは分かっていることなので、やっぱり研究してもいいところに投げれば打てる確率は減ると思いますし、自分のパフォーマンスが出し切れれば研究されてもまだまだ大丈夫かなって思っているので、自分の出し切れる能力の限界まで頑張ります。(去年の春から投げてきて研究されているというのは感じますか)それは分かりますね。ただ、僕は(球種を)絞り切れる感じもしないと思いますし研究すればすればするほどわからないピッチャーを目指してやっているので、それなりにできているとは思います」

 

石原勇輝投手(商4=広陵)

――登板を振り返って良かった点はございますか。

 「自分の持ち味でもある真っすぐがしっかり走っていたというところと、変化球でしっかりカウントが取れたところが良かったと思います」

 

――3三振を奪った要因を教えてください。 

 「この夏から取り組んでいる変化球の精度を上げるっていうのがうまくいっているかなと思います。変化球で三振取れたので、そこが要因かなと思います」

 

――早大戦までに改善する点はございますか。

 「真っすぐの精度をやっぱりもう1段階くらい上げないといけないと思っています。あともう少しコントロールもできてないなっていう部分もあるので、そこを改善できたらいいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]