
(59)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 石原勇輝投手

(この取材は8月31日に行われました)
石原勇輝投手(商4=広陵)
――夏の練習をここまで振り返っていかがですか。
「課題を一つ一つ潰せているので、充実した夏になっていると思います。(主にどのような練習を)変化球でカウントを取れる球と三振を取れる球というのを、意識してやってきました」
――全日本大学選手権の青学大戦は振り返っていかがですか。
「自分は投げてないんですけど、チームとして負けてしまって。負けたのは悔しいんですけど、自分が投げることができなかったのが一番悔しかったですね」
――昨季から何か変えたことはございますか。
「変化球のキレというのが、春投げた中でまだまだかなと思ったので、そこを上げることは意識してきました」
――変化球の中でも特に力を入れた球種を教えてください。
「チェンジアップですね。春のリーグ戦では、変化球を当てられるというか、浮いた球を結構打たれていたので、 チェンジアップの精度というのを、上げることに取り組みました」
――今年度も高森キャンプが開催されました。
「熱中症になって、途中で1回倒れてしまって、みんなより出遅れてしまいました。なのでキャンプの成果は、ちょっとまだ出てないかなと思います。それでも、徐々にキャンプ後からまた自分の中で取り組んできて、みんなより多く取り組むということを意識してやってきたので、徐々に追いついてきてるのかなと思います」
――オープン戦をここまで振り返っていかがですか。
「あまり自分の中ではいい結果じゃなくて。オープン戦での数字というかそこだけ見たらいいんですけど、内容がちょっと追いついてないなというのはあります。まだあと2試合なんですけど、ちょっと満足いかない結果が多いですね」
――プロ相手にも好投を見せていました。
「(2試合とも)真っすぐが走らない中で、悪いなりに試合はつくれていたと思うので、そこはいいかなとは思います」
――オープン戦でも三振数の多さが際立っていると思います。
「自分が課題にあげていた変化球のキレというのが、だんだん良くなっているので、変化球で三振を取れることが結果につながっているんだと思います」
――上級生になるにつれて結果が出ている要因を教えてください。
「下級生の頃はただ練習するという感じだったんですけど、考えて練習するようになったので、そこが結果につながっていて。学年が上がるにつれて結果も出てきているんだと思います」
――投手陣の状況はいかがですか。
「みんなかなり投げてきていると思います。試合勘というか、そういうのもみんな戻ってきていて、ピッチャー陣はいい結果を結構出していると思うので、このままの勢いでリーグ戦に臨めたらいいなと思います」
――オールスターは振り返っていかがですか。
「他大の選手と話す機会というのは、あまり普段はなくて。みんな明治を意識してくれてるのはすごく感じました。プレーしていて楽しかったというのもありますし、(明治を意識していると)聞いて、負けてはいけないなというのはすごく思いました。(先発を任されたことについては)田中(武宏)監督から『先発で行くぞ』と言われて、先発した感じです。 先発できたというのはいい経験にもなりますし、 素直に楽しかったです」
――いよいよ今季がラストシーズンになります。
「悔いの残らないようにしたいですね。一番最後まで、一番長く野球をしたいので、優勝できるようにみんなで戦っていきたいと思います」
――個人、チームでの目標を教えてください。
「春の1勝よりかはもっと勝利数を取りたいなというのは思っています。チームとしての目標はリーグ戦全勝での優勝と、神宮大会での優勝です」
――ありがとうございました。
[伊藤香奈]
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