
(56)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 藤江星河投手

(この取材は8月16日に行われました)
藤江星河投手(政経3=大阪桐蔭)
――秋季リーグ戦が近づいてきていますが、いかがですか。
「春のシーズンと違って、秋はあっという間に来てしまうんだと思って。ここからラストスパートかけて心身ともに向上していけたらと思います」
――全日本大学選手権を振り返っていかがですか。
「最初なかなか登板する機会なくて、自分も早く投げたいなと思ってたら準決勝、決勝と投げさせていただいて、それなりに自分のピッチングはできたかなと思います。今までやってきたことをやるだけだと思ったので、その結果いい結果が出たかなと思います」
――春の課題として、ピンチの場面でのメンタルを挙げていました。
「ピッチングでランナー想定してクイックで投げるとか、そういうのは意識してたので試合で生かしていければなと思います」
――昨季は中継ぎでの登板がメインでした。
「個人的には先発したいですけど、4年生いいピッチャーいるので、そこはもう自分に与えられた役割を全うするだけなので。与えられたイニングを0で抑えるだけです。(4年生越えるためには)経験が必要だと思います。4年生場数踏んでるので経験値も違いますし。今のままだと絶対越せないと思いますけど、4年なった時に去年の4年生のピッチャーより良かったなって言ってもらえるように頑張ります」
――改めて、自身のアピールポイントをお聞かせください。
「1年の時からマウンドで投げさせてもらってるんで緊張はしないと思います。場数はそれなりには踏んでるかなって思うので。強いて言うなら、マウンド捌きに関しては自信を持ってます」
――今季の初戦も東大です。
「頭を使ってくる相手なので、足をすくわれないように、明治らしい野球を初戦からやっていけたらと思います」
――どの試合がカギになりますか。
「全部ですよね、どこも強いので。一戦一戦勝っていくだけなので、先のこと考えすぎずに目の前の1戦を勝つことを考えれば優勝できると思います」
――投手陣としてのテーマはありますか。
「0で抑えたら負けることはないので、9回を1人で投げ抜くピッチャーもいますけど、継投の時は0でつなぐっていうことだけを意識していたら勝てると思うので、無失点というのを意識していきます」
――4年生とは最後のシーズンになります。
「このチームの中では自分たちが一番長く野球してるので、4連覇達成したいですし、神宮大会の日本一も4年生のみんなと取れたらなって思います」
――日本一に必要なものは何ですか。
「みんなが日本一になりたいって気持ちを持てば、おのずと練習態度で日本一のキャッチボール、日本一のバッティングにつながっていくので、常に日本一っていうのを頭に入れてやっていったらみんなそういう意識でいくと思います。高校の時によく言われてたのは、日本一のものさしで測るっていう。本当にそうだなって思うので、常に日本一を考えてやっていけたらなれると思います」
――今季の目標をお聞かせください。
「個人としては任されたイニングを0で抑えるだけです。チームとしては日本一です」
――意気込みをお願いします。
「ベンチに入ったら、結果どうこうよりもチームの勝利だけを考えてやっていけたらと思います」
――ありがとうございました。
[西田舞衣子]
関連記事
RELATED ENTRIES