
(51)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 直井宏路外野手

(この取材は8月31日に行われました)
直井宏路外野手(商3=桐光学園)
――昨季を振り返っていかがでしたか。
「優勝できたのは良かったですが、全日本(大学選手権)では負けてしまったので自分としてもチームとしてもそこを課題にして夏の練習をしています」
――夏の練習はどのようなことに取り組みましたか。
「もっと打ちたいので、バッティングを良くするために素振りをいっぱいやりました。(キャンプは)個人の時間はなかったのでチームの練習をやる中でも自分はバッティングを中心に考えてやるようにしました」
――オールスターは初出場でしたが、いかがでしたか。
「普段敵の選手と話せて自分の野球の引き出しが増えたと思います。(仲良くなった選手は)法政に高校の同期がいるので法政の選手はみんな仲良くなりました」
――ここまでのオープン戦を振り返っていかがですか。
「打撃では積極的に振っていこうというのがテーマなので打率は3割ですけど、凡打の内容は春より良くなっていると思います」
――昨季から成長したことはございますか。
「試合の中で投手に対してどのようなイメージで打つのかという考えの引き出しがオールスターで他大学の選手と話したり、明治でもいろいろな人に聞いたことで増えた気がします」
――チームの中での役割は何だと考えていますか。
「出るとしたらセンターなので外野の中心としてまとめることと、打線ではつなぐ役割なのでその中でもチャンスの場面ではしっかり打てるようにしていきたいと思います。(昨季は出塁率にこだわるとおっしゃっていた)今季は打率をもっと上げて、ベストナイン取りたいと思います」
――外野手のスタメン争いが熾烈(しれつ)ですが、いかがですか。
「みんな良い選手なのでその中でどう違いを出すかと言ったら、守備は自分の絶対失ってはいけないところで、それに加えて打てないといけないと思うので、バッティングでアピールできればと思います」
――下級生の頃から試合に出続けられている要因は何だと考えますか。
「やれることはしっかりやることです。準備はしっかりやらなければいけないと思っているので、やることをやり切って、結果はコントロールできないので自分でコントロールできるところを怠らずやってきたことが要因だと思います」
――守備で意識していることはございますか。
「その日のピッチャーとバッターを見てどっちに来るのかを頭で考えてポジショニングを変えたりしてます」
――4年生とのラストシーズンになります。
「去年もその質問をされて、もう1年経つのかって感じがします。秋は4年生の最後という感じが出るのでそれを後押しできるように自分が結果を残したいと思います。渡部慎之介(投手・情コミ4=桐蔭学園)さんがよくごはんに連れて行ってくれるので、良いプレーをして助けてあげたいです」
――今季の意気込みをお願いします。
「秋は春以上の結果を出して、去年みたいに日本一で終われたら一番いいと思うので、そのためにリーグ戦で優勝したいです。個人としては打率4割。ホームラン1本打ちたいです」
――ありがとうございました。
[佐藤あい]
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