
(35)春季リーグ戦後インタビュー 小島大河

(この取材は5月27日に行われました)
小島大河捕手(政経2=東海大相模)
――まず立大1回戦を振り返っていかがですか。
「村田さん(賢一投手・商4=春日部共栄)だったので、ロースコアの勝負かなって思っていて、0点で抑えたのは良かったと思います」
――立大2回戦はいかがでしたか。
「(石原勇輝投手・商4=広陵は)力強いボールを持っているピッチャーなので、いけるところまで思い切り投げてもらおうというところで良いピッチングしてくれたかなと思います」
――石田朗投手兼マネジャー(政経4=明治)の登板もありました。
「なんとか投げさせることをチームでも目標にしていましたし、やっぱりスタンドが盛り上がって一体感というのはすごいうれしかったですね。(性格は)練習は真面目にやりますし、マネジャーの仕事も気を利かせてやっているので本当にありがたいです」
――マウンドに行く時はどんな声を掛けていますか。
「『落ち着いて』とか『周り見ろ』とかしか言ってないですけど、なんとか時間を稼ぐっていう感じですね」
――この日の安打3本のうち2本が2死からの安打でした。
「三者凡退は避けたいと思っていましたし、2アウトとか関係なくなんとかどの状態でも出塁するというのは意識してやっています」
――改めて完全優勝の感想をお聞かせください。
「しっかり勝ち点5を取って優勝できたのは良かったと思いますし、前の週で優勝しましたけど、気抜くことなくしっかり練習してきた成果がチームとして現れたかなと思います」
――昨年度は蓑尾海斗選手(令5文卒・現Honda熊本)が正捕手でしたが、自身がリードし切れた要因はなぜだと考えていますか。
「ベンチには入ってたので蓑尾さんのリードは見てましたし、リーグ戦前もしっかり去年のビデオ見たりピッチャーと話したり、そういうところはしっかりやるようにしました」
――全試合スタメンという中で、プレッシャーはありましたか。
「プレッシャーとかはあんまり感じる方じゃないので、なんとかチームが勝つためにって→ということは考えてやってました。(学年が上のピッチャーが多かったですが)オープン戦でも組んでいましたし、試合になれば学年は関係ないので、しっかり言うことを言ってうまく引っ張っていけたらと思ってました」
――今季の打撃成績を振り返っていかがですか。
「最低限は出せたかなと思うんですけど、3割打ちたかったなと思います。あと1本だったので悔しいです」
――3三振はチームの規定打席到達選手の中では堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)と並んで最少でした。
「高校くらいから勝負強いバッティングっていうのは意識してますし、追い込まれても粘り強いっていうのは持ち味だと思うので、そこは三振を怖がらずしっかり打席に立てたかなと思います」
――大学に入ってから変わったことはありますか。
「バッティングですかねやっぱり。金属から木製に変わって、去年1年間は非常に苦労したというか、思うように打てなかったんですけど、だんだん慣れてきてそれが良い形になってくれたかなと思います」
――今季一番印象に残っている場面はありますか。
「早稲田(早大2回戦)のホームランが印象に残っています。チャンスだったので、チャンスだと気合が入りますし、何とかしてやろうって思うんで。うまく体が反応してくれたくらいしか言えないですけど、いいバッティングができたかなと思います」
――逆に苦しかった場面はいかがですか。
「全部苦しかったです。守備だったらランナー背負うたびに苦しかったですけど、慶応(慶大4回戦)の8回のピンチが結構大事で、キーポイントだったなと思います。慶応戦以降にもいい流れがつながっていったかなと思います」
――全日本大学選手権(以下、全日本)は初見の打者が多いですが、どのように抑えていきますか。
「データはあまりリーグ戦に比べたらないと思うので、ピッチャーのいいボールで勝負できるような配球をしていけたらと思います」
――打撃が期待されていると思いますが、いかがですか。
「勝負強いバッティングは高校時代からずっと目指してやってきてるので、そこを出せるように、まずは守備から良い流れを持ってきて勝てるように頑張ります」
――全日本への意気込みをお願いします。
「守備は0点を目指して頑張りますし、バッティングではいい所で一本打って、日本一を目指したいと思います」
――ありがとうございました。
[西田舞衣子]
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