
(29)法大戦 選手コメント②/東京六大学春季リーグ戦

(この取材は5月3日~6日、電話にて行われました)
宗山塁内野手(商3=広陵)
――春季リーグ戦も後半になりますが、今年度のチームの戦い方ができてきたように思います。
「昨年度に比べ、今年のチームは守備に特徴があるチームだと感じています。法大戦でも守備に加えてバントなど基本的な部分で相手を上回ることができた結果、2連勝できました。4試合を戦った慶大戦の直後だったので、連勝できたことはチームとしても良かったと思います」
――昨年度の活躍もあり、常に高い水準のプレーを求められる立場になりました。
「確かに今季はここまで打率があまり上がっていないのですが、打てない状況だからこその気付きもあります。例えばいい当たりを打ったのに凡打になってしまったのなら、自分の打撃に修正すべきポイントがあると分かります。その意味ではむしろ崩された中で安打になってしまった方が気持ち悪いかもしれません。ですから高いレベルを求められる状況でも、そのことを悲観することはありません」
直井宏路外野手(商3=桐光学園)
――犠打が多いという印象があります。
「とにかくスコアリングポジションに持っていくというのがあったので、とにかく塁に出たらバントで相手にプレッシャーを与えていったのが終盤の逆転に響いたと思います。(バント練習は)特に自分は打撃練習と同じくらいやっています。オープン戦でもなかなか決まらないことも多くて苦手分野ではあるので、色々な人に聞いて自分の中でかみ砕いて吸収するというのを繰り返してやっています」
――今季はここまで3打点ですが、それについてはいかがですか。
「去年はかなりチャンスで凡退してしまったというイメージなので、少し成長なのかなと思います。去年からメンタルトレーニングというか本を読んだり技術以外のこともやっているので、それが少し形になっているのかなと思います」
小島大河捕手(政経2=東海大相模)
――法大1回戦は点を取られてもすぐに取り返す展開でした。
「取られたらすぐ取り返すというのを新チームが始まった時からやってきたので、取られても『すぐ取り返そう』というふうにベンチも上がっていくような雰囲気だったので良かったと思います」
――法大2回戦の終盤は出塁を許す場面が多かったですが、バッテリーとしていかがでしたか。
「最初から自分の中で後半きつくなってくるなとは考えていたので、慌てることなくバッター一人一人をどう抑えていくかを考えて試合に臨むようにしました」
――前半戦の反省点はありますか。
「打率が少し低いのでそこを何とか上げたいのと、やはり自分は勝負強さが売りだと思うので、自分らしい勝負強さを出せるような準備をしていきたいと思います。(打率を上げるには)1打席目が大事になってくると思うので、1打席目のファーストスイングからしっかりボールを捉えられるように準備をしっかりしていきたいと思います」
木本圭一内野手(政経2=桐蔭学園)
――法大1回戦での逆転本塁打を振り返っていかがですか。
「自分の中で打てそうな感じがあったので、自信を持って打席に立つことができて、たまたまホームランになったのですがいい結果になってほっとしました」
――入った瞬間はいかがでしたか。
「かなりしっかり捉えていたので風も吹いていたというのもあったのですが、自分でも入ったところもしっかり見えていました。嬉しい気持ちとびっくりした気持ちがありました」
――代打での出場が多いですが、心掛けていることはございますか。
「左ピッチャーの時の代打が多いので、相手の左ピッチャーの動画を見るようにしたりしています。打てるようにするための準備はしっかりやっていると思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部一同]
関連記事
RELATED ENTRIES