(28)法大戦 選手コメント①/東京六大学春季リーグ戦

2023.05.12

(この取材は5月3日~6日、電話にて行われました)

 

上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)

――法大1回戦はシーソーゲームでした。試合中はどのような心境でしたか。

 「チーム的にも点を取られてからずっとエンジンがかかってきていたので、どこかで逆転できるだろうという気持ちはありましたが、なかなかピッチャーを助けることができなかったのでもっと早く助けられたらなという気持ちでした」

 

――チームとしては今季、逆転勝ちが非常に多いです。

 「粘り強くできているのがチームの中での強みになっているので、リードされても簡単に負けないなという、少しチームの中でも大丈夫だという気持ちができ始めていると思います」

 

――次戦の早大戦は優勝に向けて重要なカードになります。

 「周りはそう言いますが、自分たちは1カード1カード取っていくだけなので、優勝に向け大きなカードになりますけどそれは気にせず、まずはしっかり早稲田で勝ち点を取れるように頑張りたいと思います」

 

村田賢一投手(商4=春日部共栄)

――法大2回戦の投球を振り返っていかがですか。

 「序盤あれだけいいピッチングをしていましたが、後半感覚的な部分で良くないところもあってそれが制球のバランスであったり捉えられたりした場面もあったのでそこは反省ではあります。ですが、全体を通して0でいけたというのは非常によかったです」

 

――6回裏は初安打からピンチでしたが二者連続三振で切り抜けました。

 「篠木(健太郎・法大)もバッティングがいいし、1番の武川(廉・法大)も当たっている打者の中で、バットに当てさせない投球というか普段自分がやらないような投球をしていたので、緊張しましたけど結果的に上手くいったので納得いっています。(三振を取りに行く時と普段ではどういった違いが)変化量と投げる場所じゃないですかね。色々な面で当てにくるところと振りにくるところが分かるので、篠木の場合には外野に飛ばされたらアウトだったので、当てにこないようなところで勝負をかけました」

 

――最終的には完封勝利で今季1勝目です。

 「気持ちとしては(通算)13勝目くらいな感じです(笑)。ここから先も助けて助けられての関係性でやっていくと思うので、先に助けることができたと思えば何の苦でもないかなと思います」

 

堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)

――法大1回戦では試合中、かなり声を掛けられていました。

 「雰囲気を落とさないための一つですし、副キャプテンとしてチームの士気の底上げという感じでしっかり自分から発信していこうと思っていたので声を掛けていました」

 

――法大2回戦を振り返っていかがですか。

 「とりあえず先制したらというか村田から『1点取ってくれたら』みたいな感じで言われていたので、村田の時になかなか援護ができていなかったので、まずはとりあえず死ぬ気で1点をもぎ取りにいくことができて良かったです」

 

――打撃好調の要因は何かございますか。

 「やはり集中力であったりとか試合前のバッティング練習とかを、無駄にしないでしっかりやっているところがつながっていると思います。(1打席目の打率が7割1分4厘だがそれについては)特にあまり意識はしていないのですが、1打席目に打ってその後気が抜けないように。そこだけ気を付けてやっていきたいと思います」

 

蒔田稔投手(商4=九州学院)

――法大1回戦での登板はいかがでしたか。

 「球速的には去年より出ていなくて4回表からはフォームのズレが出てきて打たれてしまいましたが、前半の3回まではしっかり抑えられて真っ直ぐ自体もある程度良くなっているので、そこは自信を持てるようになったと思います」

 

――今後どのような投球をしていきたいですか。

 「村田も仕上がっていて安定感も増しているのでそこに自分も流れに乗っていくというか村田と同じかそれ以上のピッチングをしないとダメだと思っているので、負けないようにそれを上回る勢いでいきたいです」

 

――次戦に向けてはどう調整したいですか。

 「前の空き週もやりましたがキャンプというか、しっかり体を追い込んでそれで慶大戦でも結果が出たというのはあるのでそこは継続してやっていけたらなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]