(24)慶大戦 選手コメント②/東京六大学春季リーグ戦

2023.04.28

(この取材は4月26日~28日、電話にて行われました)

 

宗山塁内野手(商3=広陵)

――3回戦の第5打席、3点を追う9回裏無死一、二塁から中前打を放ちました。

 「あの打席では相手の谷村投手(慶大)の落ちる変化球を見切ることができ、自分有利のカウントに持ち込むことができました。打者有利のカウントをつくれた結果、直球だけに狙いを定めることができ、いい安打になりました。自分の中で手応えのあった打席です」

 

――次戦の見どころを教えてください。

 「同学年で、昨年度の大学日本代表でチームメートだった篠木投手(法大)と自分の対戦です。篠木投手から本塁打を打ったことはないので打ちたいと考えています。法大はいい投手が多いので大量得点を取る確率は低いと思います。その分いかにミスのない守備ができるかということが大切になるので、常に冷静に戦いたいです」

 

直井宏路外野手(商3=桐光学園)

――慶大戦を通しての収穫と課題はございますか。

 「収穫はチャンスでの1本が去年はなかなか出せなかったので、今回4試合中3試合打点を取れたのは成長かなと思います。課題はこれからまた速い投手が来ると思うので、それに振り負けないことが大事だと思うのでそこをもう一回、明日明後日でしっかり準備したいと思います」

 

――法大戦への意気込みをお願いします。

 「去年の春も第4戦までいっていますし、粘り強いと思うのでそこに負けないようにしたいのと、投手陣が六大学の中で一番充実していると思うので、そこで野手陣が頑張りたいです。法政戦は投手陣をどう打ち崩せるかが重要だと思うので、野手陣が頑張って投手陣を助けたいです」

 

飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)

――慶大戦を振り返っていかがですか。

 「こんなに難しい試合になると思っていなかったので想定以上に接戦になり、しんどかったですけどなんとか勝つことができたので良かったです」

 

――チームで勝ち切れた要因はございますか。

 「実力が自分たちの方が上という自信はありますし、一番練習してきた自信もあったのでそれで勝てたんじゃないかなと思います」

 

――次戦の法大は投手陣が強力です。

 「タイミングを早く取ることを意識して、そこまで簡単に打てる投手ではないと思うので、準備を早くして打ちたいと思います」

 

小島大河捕手(政経2=東海大相模)

――4回戦での決勝ホームランを振り返っていかがですか。

 「チームが苦しい状況でみんながつないでくれたので、自分はなんとか1点を取りにいくようなバッティングをしようと思って入った打席でしたが、何とか点を取れてよかったです」

 

――手応えはいかがでしたか。

 「外野は越えるだろうなくらいでしたが、フェンスも越えてくれたのでちょっとびっくりしました。(オープン戦でもホームランを打ちましたが)オープン戦とは全然違いますし、神宮のあの雰囲気で打てたのはいい経験になりますし、自信にもつながっていくのかなと思います」

 

――この勝ち点はチームにとってどのような意味がありますか。

 「これでいい流れが持ってこれればそれでいいですし、それでもやっぱりリーグ戦優勝と日本一を目標にやっているので、ただの勝ち点1に過ぎないですし、また切り替えて次の法政戦に入っていくことが大切だと思います」

 

内海優太内野手(商1=広陵)

――2回戦では代打で出場し、試合を決めるリーグ戦初本塁打を放ちました。

 「試合中は代打出場が多い選手間で情報交換をするなど、常に準備を怠らないようにしています。2回戦は6回表に追い付くことができた中で、前の打者がつないでくれたので絶対に打ちたいと思っていました。狙っていた直球を一発で仕留めることができました。両親に伝えたいと思います」

 

――次戦の相手は兄・壮太さん(内海壮外野手・法大)や昨年度の高校代表の壮行試合で本塁打を放った篠木投手が在籍する法大です。

 「お互いに活躍した時などは『ナイスバッティング』と連絡をすることもあります。また篠木投手は東京六大学を代表する素晴らしい投手なので、もし対戦する機会があれば、必ず結果を残すという気持ちで臨みます」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]