
(23)慶大戦 選手コメント①/東京六大学春季リーグ戦

(この取材は4月25日~27日、電話にて行われました)
上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)
――慶大2回戦では1回表にチャンスで連打、その後6回表にも同点2塁打がありました。
「1打席目のカーブは反応して打てたので、良いところに落ちて良かったかなという感じですね。ツーベースは宗山(塁内野手・商3=広陵)が先に打って、『いつもの形や』って思っていたので、自然と打ちにいけました」
――チームとしてこのカードを勝ち切れたことについてはどう捉えていますか。
「リーグ戦通じて成長していけるのがベストだと思っていたので、この4試合は本当に大きく成長できた4試合だったと思いますし、今週の法政も大事なカードなんで、このまま勢いに乗って良い雰囲気で勝てればなと思っています」
――個人としては毎試合2出塁以上を記録しています。
「自分の結果はほぼ見てないのでチームが勝てれば良いっていう感じです。自分が塁に出れば変わりそうな雰囲気もあるので、いい感じで後ろにもつなげられたらいいですし決めるところはしっかり決めてやっていければなと思います」
村田賢一投手(商4=春日部共栄)
――慶大相手にはどのようなことを警戒してマウンドに上がりましたか。
「1発打てるバッターが結構いるので1発だけないようにというのと、相手ピッチャーも外丸(慶大)で良いので2、3点で負けるというのは分かっていたので、とにかく大きい当たりを打たれないように心がけました」
――慶大1回戦は100球以内での完封となりました。
「100球以内の割にはかなり三振が多くて、自分の中ではなかなか珍しい形で今回は100球以内に抑えられました。(三振を多く取れた要因は)そうですね、冬超えてレベルアップした感じはあります」
――法大戦に向けて意気込みをお願いします。
「ちょっと4戦やってね、きついというかあっちは空き週で万全な状態でくる中でどう戦っていくのかがカギになるのであっちのほうがもしかしたら有利かもしれないけど、気持ちでは負けないように絶対していきます」
石原勇輝投手(商4=広陵)
――リーグ戦初先発ということで緊張はされましたか。
「先発と告げられた日の夜は『明日先発か』みたいな少しだけ緊張してた部分があったのですが、その日の朝になったらやるしかないというか『俺が主役だ』という気持ちを持ってやっていたので、緊張は少しあったのですが、いつもよりかはなかったです」
――直球は自己最速となる149キロを記録しました。
「初回だったので変な力みというか力を入れようとして入れるのではなくて、リズムでしっかり投げようと思っていて。それで投げたらストレートがかなり走っていて体の上と下のバランスも良くて、149キロも出ました。そこの意識がいい結果につながったと思います」
――2回裏の適時打は振り返っていかがですか。
「相手ピッチャーはやはりバッターがピッチャーだと打たないだろうみたいな心理でくると思っていて、そこをしっかりたたけたらいいなと思って打席に入りました。かなり真っすぐ主体、外の真っすぐ主体で攻めてきたので、そこに絞って打ったらいい結果につながりました。とてもうれしかったですね」
蒔田稔投手(商4=九州学院)
――2回戦の先発で意識されたことはございますか。
「東大戦で良いピッチングができなかったので次はラストチャンスと思い、自分の制球との戦いじゃなくて、しっかりバッターと勝負しようと思って投げました」
――4回戦ではリリーフで登板されました。
「他のリリーフピッチャーも結構使っていたので村田の次は自分って言われていて、初回から見ても明らかに村田の球が走っていなかったので出番はあると思っていました。ノーアウトから二塁打を打たれたりしましたが、気持ちと体の準備がしっかりできていたので4回無失点という結果につながったと思います」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「チームとしても勝ち点を取れたっていうのはすごく大きいことなのでモチベーションが上がっているし、また絶対次勝ってやろうという気持ちになっているので、まずは次の法政戦でしっかり勝ち切れるようにやっていきたいです」
堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)
――慶大戦を振り返っていかがですか。
「少し手こずってしまってかなりきつかったです。個人としてはいろいろな打順で出場があったので、いろいろと考えながら試合に入っていました」
――2回戦では併殺を二つ完成させるなど宗山塁内野手(商3=広陵)との連携もかなり見られました。
「やはり常に一緒に練習していて、ゲッツーは守備を攻撃に一番つなげやすいので。そこはしっかりとれるように日頃から準備はしています」
――ここまで打率.375と好調を維持していますが、打撃の調子はいかがですか。
「まだ少し粗い部分があるので、集中力を全打席しっかり保てるようにしていきたいです。まだまだ上げられると思うので、まだまだここからだと思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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