(21)法大戦事前インタビュー① 尾﨑完太投手、篠木健太郎投手

2023.04.28

(この取材は3月17日に行われました)

 

尾﨑完太投手

――昨年度を振り返っていかがでしたか。

 「チームとしては悔しい結果で、投手陣が踏ん張り切れなかった試合が多かったので4位5位といった結果になってしまったと思います。個人としても防御率が5点台という情けない成績になったので、春はもっとチームに貢献したいと思います」

 

――昨秋で印象に残っている試合はございますか。

 「明治との試合で、7回1対1で最後に飯森(太慈外野手・政経3=佼成学園)くんにセーフティースクイズを決められて負けてしまったという試合がとても印象的に残っています」

 

――去年を通しての手応えと課題はございますか。

 「三振数が多かったので失点はしてしまいましたが、三振は取れるという点では手応えになりました。課題としては四死球が多かったので、コントロールの面だったりピンチでの精神面だったりが課題だと思います」

 

――冬の期間はどのようなことに取り組まれましたか。

 「走り込みであったりウエートであったりという量を意識してやったのと、個人的には投げ込みで球数を増やして体力の面でも精神の面でも強くしたので、試合をつくるという面では今いい感じです」

 

――自分の持ち味を教えてください。

 「カーブの変化量があるというのと、伸びのあるストレートがあるので、そこのコンビネーションでバッターを打ち取れるというのが自分の強みだと思います」

 

――今のチームの雰囲気はいかがですか。

 「キャンプまではそこまでまとまりのあるチームではないというか少し意見がバラバラで食い違いのある感じでしたが、今はお互いがチーム全体で悪いところ良いところを探して直していけているので、チーム自体は去年よりもレベルアップしていると思います」

 

――去年を通しての明大の印象はいかがですか。

 「周りから見ても分かるように野手陣と投手陣の層が厚いので、抑え込まれたり打たれたりという試合が多いのでチーム的に強いと思っています」

 

――明大で警戒する選手はいますか。

 「1番対戦して嫌な打者は飯森くんです。足もあってセーフティーという部分も警戒して投げなければいけないので、それで塁に出たら盗塁という面でもケアしなければいけないので厄介な選手であると思います」

 

――今季の目標、意気込みをお願いします。

 「チームとしてはリーグ戦優勝、日本一で、個人としては最優勝防御率とベストナインのどちらかを取りたいです。明治に優勝されているので、下剋上という意味で自分たちが優勝したいです」

 

――ありがとうございました。

篠木健太郎投手

――昨年度を振り返っていかがでしたか。

 「チームとしては思うように勝ち切れないと強く思った1年でした。個人としては1年を通して不甲斐なかったと思っていて、このあともう2年間しかないので、この春からはもっと勝てる投手になりたいと思います」

 

――去年を通しての手応えと課題はございますか。

 「自分のピッチングのイメージの面で少しイメージしやすくなったというか、つかむことができたと思っています。課題としてはストレートを生かした組み立てをし切れていないと思って、自分の思うように空振りやファールを取れなかったのでストレートをもう一回見直したいです」

 

――冬の期間はどのようなことに取り組まれましたか。

 「体重を増やすことと、ストレートをどう生かしていくかということに重点をおいてやりました。キャンプは走り込みをしたり投げ込みをして、キャンプの期間は量にこだわってやりました」

 

――上級生になっての変化はございますか。

 「去年まではまだ先があると感じていましたが、今年になってあと2年しかないので後悔のないように、一つ一つのことを自分が後悔しないか考えながら動くようになったと思います」

 

――自分の持ち味を教えてください。

 「ストレートとマウンドでの表情といった自己表現できるところがアピールポイントだと思います」

 

――去年を通しての明大の印象はいかがですか。

 「核となる選手がしっかりと結果を残して勝っているので自分たちもそうならなければいけないと思いましたし、とても強いという印象です」

 

――明大で警戒する選手はいますか。

 「とても打たれているので塁(宗山塁内野手・商3=広陵)くんです。今季こそは抑えたいです」

 

――今季の目標、意気込みをお願いします。

 「個人としては5勝以上したいです。納得したシーズンを1回も送れていないので、チームとしても自分としても良い結果を残して優勝の喜びをみんなと共有できればと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[佐藤あい]