(20)慶大戦事前インタビュー② 善波力捕手、外丸東眞投手

2023.04.21

(この取材は3月17日に行われました)
 

 
善波力捕手
 
――リーグ戦に向けてどのような心境ですか。
 「ラストイヤーのシーズンということで非常にわくわくしています」
 

 ――3年間を振り返っていかがですか。
 
 「あっという間に4年生になってしまったというのが率直な心境で、今まで先輩におんぶに抱っこでやってきた部分があったので、最終学年になって自分が引っ張っていかないといけないという責任感が生まれているという風には感じます」
 

ーー昨季はあと一歩のところで優勝を逃しました。
 
 「優勝争いを春秋としていた中であと一歩をつかみ切れなかったという悔しさがあります。それを晴らすべく冬の間からしっかり準備してきたのでしっかり力を発揮できたらいいなと思います」

ーー4年生が抜けた穴をどう捉えていますか。
 
 「主力がごっそり抜けてしまい、まずは自分たちの代は実力がないということを自覚して一人一人の実力を上げていくところと、チームが一つになって戦っていくというところでやっているので、チームワークや個人が上げた実力をしっかり発揮したいなと思います

ーー今季に向けて取り組んだことはございますか。
 「個人の技術としては自分の課題と向き合ってスローイングを見直しました。また副将という立場があるので、チーム全体を見ながら課題をしっかり発信しそれを改善していくというコミュニケーションをしっかり取ってチームが日本一という目標に向かっていけるようにスタッフ陣、幹部を中心にやってきました」

ーー4年生になって心境の変化はございますか。
 「下級生の頃は先輩っ子な部分があったので、最上級生になってもっと後輩と積極的にコミュニーケーションを取っていくのはすごく意識していました」

ーーどういったチームを目指したいですか。
 「バカになってじゃないですけど本当に勝つというところに向けて、とにかく執念を持って必死に泥臭く、全員がバカになれるチームを目指して頑張りたいなと思います」

ーー投手陣の仕上がりはどう見ていますか。
 
 「投手陣もリーグ戦経験のある投手が抜けてしまったので、その中でも下級生から新しい投手が出てきたり、4年生の執念じゃないですけど俺がやってやるんだという気持ちでやってくれているので、新しい顔ぶれの投手陣が少しずつ経験を積んでいっていると思います」

ーー今シーズンの目標をお願いします。
  「とにかくリーグ戦優勝して日本一になることで、それを達成できれば自分の結果うんぬんではなく報われるかなと思うので、自分は日本一になるためだけに必死にワンプレーワンプレーやっていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

外丸東眞投手
 
ーー昨年度を振り返っていかがですか。
  
「先発で投げさせてもらいはしましたが悔しい登板が続き、力不足を感じた
1年になったなと思います」

ーー昨年度を受けて課題はございますか。
 「そもそものスピードや強さだったり、変化球の精度だったりピッチャーとして力のなさを感じました」

ーー手応えを感じた部分はございますか。
 
 「コントロールという部分では低めのコントロールを意識してそれは通用したのかなと思います」

ーー昨季はあと一歩のところで優勝を逃しました。
 
 「秋という部分では早慶戦2戦目に投げて初回で降板してしまうというとても悔しい思いをした登板だったので、今シーズンは違った姿を見せて最後の早慶戦に勝って優勝できたらなと思います」

ーー今季に向けて取り組んだことはございますか。
 
 「そもそもの球の強さやスピードを上げるためにウエイトトレーニングやランニングを重点的に取り組みました。その結果ストレートの球速が上がって去年に比べれば球に力が付いたのかなと思います」

ーー投手陣の中での役割はどのように感じていますか。
 
 「どこで投げさせていただくかは明確ではないんですが頑張りたいなと思います。4年生にもいいピッチャーがいますしその他にもたくさんいいピッチャーがいるので、自分が投げるとなったときは一球一球全力で投げたいなと思います」

ーーご自身の強みはございますか。
 「やはりコントロールになると思いますね。球速よりも大事にやってきた部分はあるので、コースを丁寧に突いていって抑えられれば良いなと思います」

ーー明大で警戒する打者はいらっしゃいますか。
 
 「やはり宗山(塁内野手・商3=広陵)さんと上田(希由翔主将・国際4=愛産大三河)さんになると思います。あと同期として瀨千皓(外野手・営2=天理)を挙げておきます」

ーー個人的な目標はございますか。
 「リーグ戦5勝と最優秀防御率というのを目標にやっていきたいと思います」

ーー今季への意気込みをお願いします。
 「去年は春秋優勝できなくて個人としても悔しい投球が続いたので、今年はチームの勝利に貢献して優勝の力になれるようにやっていきたいと思います」

ーーありがとうございました。
 

[久和野寛人]