
(17)東大戦 選手コメント①/東京六大学春季リーグ戦

(この取材は4月11日~14日、電話にて行われました)
上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)
――選手宣誓はどのように考えられましたか。
「主務の森裕規(法4=滝川)と、東大戦ベンチ入ってた石田朗(投手兼マネジャー・政経4=明治)と一から一緒に考えて、2週間前くらいにはもう完成してそれをずっと覚える作業をしていました。(緊張はされましたか)めっちゃ緊張しました。やばかったねあれは。(歓声が戻ってきたという部分に感動の声が寄せられていました)やっぱり歓声っていう言葉を使いたくて、色々考えながら作りましたね」
――1戦目ではいきなり長打が2本出ました。
「それよりもあの打球で二塁まで走れるようになったっていう方が自分の中では変われた部分だと思うので良かったと思います。体を絞っていたので、その分あそこで走る選択ができるようになりました。(体重も落とされましたか)7キロくらい、1月くらいから落としました。油物取らないようにしたり、一時期は夜ご飯で炭水化物食べないようにしてたりとか、そんな感じです」
――慶大戦での目標を教えてください。
「まずはしっかり勝ち点取りたいと思っているのと、個人としても自分がチームを引っ張っていかなければいけないと思っているので、困ったときに1本出せるように頑張りたいと思います」
村田賢一投手(商4=春日部共栄)
――東大1回戦を振り返っていかがでしたか。
「開幕戦は2回目なので、去年は正直良くなかったですが、今年はそのための準備をしっかりしてきました。その準備を試合で出せたので立ち上がりからいい状態で入れました」
――2巡目以降は完璧な投球でした。
「相手の打者が何を考えているのかが分かってきて、何を投げればいいかがわかってきたので、抑えられたと思います」
――次戦は慶大戦です。意気込みをお願いします。
「慶應と聞くと、ここ最近勝てていないというのがあります。苦手意識が自分にはあまりないですが、チームではあります。それを払拭(ふっしょく)できるようなピッチングをできるように頑張ります」
堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)
――東大戦を振り返っていかがでしたか。
「開幕カードということもあって、全員があまり実力を出し切れなかったかなと思います。攻撃も守備もいい流れというのがなかなかつかめなくてずっと接戦になったり、チームとして手こずったのかなと思います」
――1回戦ではサヨナラとなる犠飛を放ちました。
「8回裏でも確かチャンスで回ってきてフォアボールだったのですが、その時からかなり状態も良くてイメージも良かったので。でもあれはキャプテン(上田)がしっかり打って走ってくれたので、自分は前に飛ばしたら何か起きるなと思って、そういう感じで軽いというか楽に考えて打席に入りました」
――次戦の慶大戦ではどのようなプレーをしていきたいでしょうか。
「凡ミスをなくして、いざというところで一本出せるように集中力を持っていきたいです。始めの一を大切にして勝ち切りたいと思います」
直井宏路外野手(商3=桐光学園)
――1番打者として意識していたことはございますか。
「結果は出ませんでしたが、1番はどれだけ出塁できるかだと思うので、出塁率を意識していました」
――東大2回戦で好守備が見られました。
「ありがとうございます! 守備は自分の武器なので、打撃で結果が出ない分、守備で見せ場を作りたいと思っていたので良かったです。ナイスプレーとみんなに言われましたし、球際の強さを武器にしていたので、しっかり取れてよかったです」
――慶大戦に向けた意気込みをお願いします。
「慶應は本当にチーム力があるというか、離してもついてくる粘り強い印象があるので、それに負けないように明治も粘り強くいけたらと思います。自分の役割は明確なので、それをしっかり全うして慶應から勝ち点を取れるように頑張ります」
加藤巧也内野手(商3=大阪桐蔭)
――1回戦の第3打席では今季初安打を記録しました。
「早いカウントでも甘い球は積極的にスイングするというのが自分のスタイルとしてあります。四球の少ないというデータがあった鈴木投手(東大)に対してもそのような意識を持った結果、安打につながったと思います。その前の2打席では直球で打ち取られていたので、打席では相手投手の直球を意識していました」
――大阪桐蔭高の同期である藤江投手の活躍もあり、苦しみながらも勝ち点を獲得しました。
「藤江は調子に乗っていますね(笑)。2試合とも上田主将の声掛けなどがあり、試合を通じてベンチの雰囲気が良かったので、あまり負けるイメージはありませんでした」
――次戦以降のキーマンを教えてください。
「水谷(公省外野手・政経3=花巻東)と中村(凌輔捕手・文2=鎌倉学園)です。水谷は毎日田中監督と2人でティー打撃をするなど、努力をしている選手だと思います。中村はとにかく元気な選手ですし、打撃の調子も良いので、活躍してくれると思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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