
(12)春季リーグ開幕前インタビュー 堀内祐我内野手

(この取材は3月4日に行われました)
堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)
――昨年までの3年間は振り返っていかがですか。
「いろいろな経験をさせてもらって、リーグ戦がどういう感じなのかというのも野手の中では分かる方なのではないかと思います。なのでその経験を生かして今年は頑張らないといけないなと思います」
――昨春は攻守にわたって活躍し優勝に貢献されましたが、振り返っていかがですか。
「あの時は運がよかったという感じです。いいところで守れたり打ったりしたので。それを自分の力にできるように、自分の実力で結果を出せるように今年はやっていきたいなと思います」
――昨季はベンチスタートが多かったですが、それについてはいかがでしたか。
「村松(開人選手・令5情コミ卒=現中日ドラゴンズ)さんがケガから治って、いろいろなことを見て学んでたりしていました。あまりプレーすることはなかったのですが、それを何か今年生かせたらいいなと思います(ベンチから見ているというのは)正直しんどいですね。もちろん悔しさもあったのですが、仕方ない部分もあったと思うのでチームの力になれるようにと思って準備はしてました」
――3年間で変わったことはございますか。
「考えて野球をするようになりました。例えば今までだったら打った打球を評価していたのを、自分のスイングを重点的に考えて、その後に結果について考えるみたいな。いろいろと考え方を変えたりはしています(理由は)高校の時はできていたことが大学に入ってうまくいかなくなったのと、いい選手がたくさんいる中でどう結果を出すかとかどう取り組もうかなっていうのを考え始めました。最近はかなり安定した結果が出ているのかなと思います」
――3年間、貫き通していることはございますか。
「声ですね、それは。声を出すことです。あとは全力疾走とか、他のプレーとかオーラでもチームにマイナスなることはしないで、ならないようにと思ってます。雰囲気とかは結構大事にしてます(声が大事)そうですね。それはもうずっと変わってないですね。基本変わってないと思います。このチーム、この大学に来て、やはり大事にしないといけないなというのは感じているので」
――新チームがスタートしてからはいかがですか。
「チームとしては上田希由翔(主将・国際4=愛産大三河)が中心になって、みんなかなりのびのびやれていると思うので、そこはいいかなと思います」
――硬式野球部のブログで抱負として〝研く〟を掲げられていました。
「今までの集大成というか4年生になるので、その3年生までに技術とかその他でもつくってきたものを最後に仕上げる、仕上げたいと思って研くにしました」
――チームとして大事にされていることはございますか。
「負けない粘りだと思います。終盤とかで負けている時にいかに粘れるか。そこが一番大事だと思います。そこでミスしないこと。球際のところを取るか取らないかでかなり試合の流れは変わってくると思うので、そういうところでピッチャーを助けられるプレーというのはかなり試合に響いてくるのではと思っています」
――キャンプではどのような練習をされましたか。
「キャンプではかなり雨が多くてあまり練習が思うようにできなかったので、こっちに帰ってきてからも何日か振り込んだりとかしていました。それぞれが自分の課題はみんなあると思うのでそういうのは各自でつぶして、チームで合わせるところは合わせて練習をしていました」
――現時点で何か収穫はございますか。
「安定して自分の思ったパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。ウエートトレーニングとか走り込みとかをして体力をつけて、思っているパフォーマンスを継続して出せているのは良くなったと感じています」
――現時点で何か課題はございますか。
「個人の課題はバッティングです。守備は安定してきたと思うので、あとはバッティング。ヒットは出ているのですが、もう少し調子を上げていかないといけないと思います」
――他の選手には負けないご自身の持ち味を教えてください。
「球際の強さだと思います。練習とかでも技術以外にやはり諦めない、諦めずにやるというのを大切にしているので。そう思うのは取れそうか取れないかというところで大事になってくると思います。そういう時に『取れる』という諦めない気持ちはずっと心掛けています」
――今季の目標をお願いします。
「優勝です。4連覇です(個人として)ベストナインは狙ってやっていきたいと思います。打率は3割。3割は超えたいなと思っています」
ーーありがとうございました。
[伊藤香奈]
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