(9)春季リーグ開幕前インタビュー 石原勇輝投手

(この取材は3月4日に行われました)
石原勇輝投手(商4=広陵)
――昨年までの3年間は振り返っていかがですか。
「いろいろな面で成長できたかなと思います(具体的には)やはり精神面。去年の秋にも言ったのですが、やはり心の成長は大きかったかなと思います。1、2年生までは先輩方についていこうという感じで投げていて成績もぼちぼちだったのですが、3年生になって『そろそろ自分たちの学年が近づく』と思ったら変に焦り始めてしまって。良くも悪くもない3年間だったと思います。3年の秋はうまくいったシーズンで、練習の成果が出たのでそこは良かったです」
――3年間で変わったことはございますか。
「1、2年の頃は周りを気にしながら野球をしていて、結果が出なかったらすぐに落ち込んだりしていたのですが、徐々にそれがあまりなくなって結果が出なくてもチームのために何ができるのかなみたいな考え方になって、そこが大きく変わったかなと思います」
――3年間で影響を受けた方はいらっしゃいますか。
「自分は竹田(祐選手・令4政経卒=現三菱重工West)さんがやはり一番影響を受けたかなと思います。練習を一緒にやるようになって、一つ一つの練習に対する意識とかが全然違くてあんなに練習する人も初めて見たので、そういう意識の部分でかなり変わらせてもらえたかなと思います」
――今年度のチームの特徴を教えてください。
「去年のメンバーもかなり残っているので、バッティングもピッチングも去年以上の成績が出せると思います。投打共に手強いチームになってきていると思います」
――4年生として意識してることはございますか。
「結果を出さないとダメなので、結果を意識してやっています。チームのためにも将来に向けても結果は出さないといけないと思ってます」
――キャンプではどのような練習をされましたか。
「蒔田(稔投手・商4=九州学院)がかなり投げ込みをしてたので、自分も負けずにやろうと思ってかなり投げ込みをしました」
――昨季、課題とされていたこと(ストレートの平均球速を上げる、変化球の精度の向上)についてはいかがですか。
「そのまま現状維持というか精度を向上させることは意識してやっています。変化球は良くなってきたかなという感じです。球速はまだ春先なので、あまり出ていないのですが質が良くなったかなというのはあります(コントロールは)秋に比べたらまだちょっと悪いかなと思っているのですが、リーグ戦までには良くなるように調整します」
――昨年度はグローブに〝輝〟の刺しゅうがございましたが、今年度はどのようにする予定でしょうか。
「今年は色は変えて輝は変えてないです(理由は)やはり輝きたいからです。そういう意味で輝けるように、そういう輝くグローブにしてます」
――他の選手には負けないご自身の持ち味を教えてください。
「真っすぐの質です。質は誰にも負けないと思ってるので、そこが自分の取り柄です」
――思い描く理想の選手像を教えてください。
「やはり『石原が出たら安心する大丈夫』と思われたいです」
――どのような1年にしたいですか。
「悔いの残らないようにやり切る、そういう1年にしたいです(目標は)誰よりも輝きたいのでそういう目標をもってやっていきます。やはり去年の秋以上の成績は残したいので去年以上の数値を出したいです。そこを目安に頑張りたいです」
――今季への意気込みをお願いします。
「去年の秋以上の結果を出して、チームに貢献できるように頑張っていきます」
ーーありがとうございました。
[伊藤香奈]
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