(8)春季リーグ開幕前インタビュー 飯森太慈外野手

2023.04.04

(この取材は3月4日に行われました)

 

飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)

――冬の期間はどのような練習をされましたか。

 「昨秋は145キロ以上の直球に対して力負けしていたので体を大きくするのとバッティングフォームを固めることを意識して練習していました」

 

――キャンプではどのようなことに取り組みましたか。

 「送球の向上を意識してやりました。どんなに肩が良くてもコントロールが良くないとアウトにならないのでラインをずらさないようにしました。後は同じ球をずっと投げられるように。10回で1回だけいい球が行っても意味がないので10回でも高確率で同じ球投げられるような練習をしました。(昨年度は)捕殺が0だったので今年はランナーを刺したいです」

 

――打撃で改善されたことはございますか。

 「当て打ちみたいになっていたので、右手を使って体重を少し後ろに残すようにしてしっかり振れるようにしました」

 

――外野手の争いは熾烈(しれつ)ですがいかがですか。

 「自分は人にはないものを持っていると思うので、それを生かした打撃や走塁をして他との違いを出していければいいと思います」

 

――意識している他の選手はいらっしゃいますか。

 「みんなすごいです。昨秋試合に出たからといってレギュラーではないので今は開幕でスタメンを張るためだけに頑張ってます。強いていうなら直井(宏路外野手・商3=桐光学園)がずっと一緒に練習をやってきたので負けたくないですね」

 

――昨年度の経験で生きていることはございますか。

 「去年はオープン戦でもたじたじだったんですが、今年は自信を持ってプレーできているので経験を積んだことによって気持ちに余裕ができました」

 

――3連覇へのプレッシャーはございますか。

 「試合に出るとするならしっかり自分の役割を果たさないといけないので正直あまり感じてはいないです」

 

――今季への意気込みをお願いします。

 「今年は勝負の年なので自分の中で絶対に活躍して六大学でも目立つ選手になろうと思い練習してきました。今季はベストナインを取るくらいの覚悟でリーグ戦に向かっているので、大活躍してチームに貢献したいです」

 

――ありがとうございました。

 

[久和野寛人]